大阪・河内長野市にある名刹。都山流本曲の第一号「慷月調」(こうげつちょう)が作曲された場所で、流人には聖地のひとつです。
河内長野駅から路線バスに揺られること約15分。静かな山間に佇む朱色の山門をくぐると、受付で参拝の順序を説明してくれます。飛鳥時代に修験道の開祖・役行者によって開かれたそうで、その後弘法大師が厄除けのために祀ったという7つの星塚(上空から見ると本堂を囲んで北斗七星の形に並んでいる!)と鎮守堂を巡ってからの本堂参拝。心身ともに清められたような、清々しい気分になります。
この日は晴天に恵まれた午前中の参詣でしたが、日が暮れて月明りが本堂を照らし、静寂に包まれた空気の中、月に至らざる我が身を慷(なげ)くという曲想を得て、その感懐を一管に託された流祖中尾都山師に想いを馳せたひとときでした。
河内長野駅から路線バスに揺られること約15分。静かな山間に佇む朱色の山門をくぐると、受付で参拝の順序を説明してくれます。飛鳥時代に修験道の開祖・役行者によって開かれたそうで、その後弘法大師が厄除けのために祀ったという7つの星塚(上空から見ると本堂を囲んで北斗七星の形に並んでいる!)と鎮守堂を巡ってからの本堂参拝。心身ともに清められたような、清々しい気分になります。
この日は晴天に恵まれた午前中の参詣でしたが、日が暮れて月明りが本堂を照らし、静寂に包まれた空気の中、月に至らざる我が身を慷(なげ)くという曲想を得て、その感懐を一管に託された流祖中尾都山師に想いを馳せたひとときでした。