一服time

倉庫裏での休憩所

死ぬ前に

2012-01-10 | ポエム
きみが死ぬ前に言っておく
きみのことは忘れない
きみと過ごした思い出の日々
きみが残した言葉の数々
きみがくれた きみの温もり
全ては きみの魂として
僕の中で 生き続けるのを約束する
本当だ

きみが死んだ その日から
きみの魂は消えて無くなる
だけど きみの魂そのものは
僕の中で永遠に生き続ける
それはきみが知らない世界
だけど 僕の中で永久に生きるきみの魂そのものを
僕が継承し続けるのを約束する
本当だ

きみがやり残したこと
きみが後継に伝えたかったこと
きみが中途半端にしたこと
僕が全てを引き受けてあげる
だから安からに眠ってくれ

大丈夫
きみが隠してた偽りも
きみが言い続けてきた真実も
全て愛おしいきみらしさなのを僕は知っている

きみが死んだら
その哀しみを全て出し尽くすことなんて不可能

きみは偉大な人だったってことを
来世の者に語り 全てを伝えよう

そして僕が死んだら 再び会おう
外したリングを元に戻して
あの日に帰れることを約束しよう

言えない夢

2011-08-22 | ポエム
夢から目覚めて今起きた
とても長い夢を見て寝ていたんだ
とても とても長い夢
その夢の中の話は覚えてるよ
誰にも言えない きみが居たよ
きみにも言えないほどの きみだった
それは僕の楽しみとして
今日から三日間ほど
楽しませてもらうよ

そんなに詳しくは話せないが
きみは 今のきみでは無かった
それだけは言える
これ以上の事を伝える事は出来ない
だって楽しさが半減してしまうだろ
だから それ以上は言えないんだ

前から気がかりだったのは
きみは実際 僕を美化しすぎてる
僕は きみが思ってるより野蛮だよ
僕は きみが思ってるより悪い男なんだ
きみは その事を誰よりも誤解している
今 気がかりなのはそれぐらいだ
これ以上の事を伝える事は出来ない
誰にも言えない僕が居て
きみにも言えない事なんだ
しいて言うんなら今日見た夢は
にやつくほどの夢だった