博覧こうき

信頼のK&S行政書士受験教室

平成20年度・行政書士試験見たまま

2008-11-10 02:01:22 | Weblog
9日。平成20年度の行政書士試験が行なわれました。

同じ東京の試験会場でも「暖房」が入った所と暖房がない会場があったとか。時計も机に置くのを認めた会場とあくまでも腕にせよと指示した会場があったと聞いています。

どうせなら徹底しないと受験生にとっては不公平ですね。来年度のセンターの対応に期待したいと思います。

正式な分析は、後日、K&SのHP上に紹介します。さしあたっての感想です。「匿名組合」(問題40)はそのものズバリ的中問題。文章理解の「二元論・二項対立」(問題58)もそうでしたね(文章理解講座で既習)。

平成20年度試験の印象。「組合せ型」試験。個数問題の代わりに「組合せ問題」がかなり増えました。1科目に複数の試験委員が配置されていますから、作成者が変更になったとも考えられます。

「5%を下回る合格率」というウワサもあるようですが、いきおい合格率も上がるものと予想されますが、現時点でのいろいろな方からの結果報告などから、「6%超」と考えています。

憲法は「法的思考力」を問う方向からの出題。難問もありましたね。それ以外の行政法(地方自治法には難問もありました)、民法などは基本的な出題でした。会社法は1問とれれば充分です。

いずれにせよ、これからも「講義・条文・判例」中心の学習が必要ですね。独学志向の方も少なくないようですが、範囲の広さを考えるとかなりリスクがあります。

記述式。民法の2問は書けたという方がほとんど。行政事件訴訟法の問題(問題44)は、「施設の設置を可能とするため」に気づくかがポイント。それにしても、相変わらず「16年改正」に呪縛されていますね。

記述式については、24日の「解答速報会」を利用してください。記述式の要領だけでなく、来年度の対策についてもお話します。

一般知識。6問の足きり点のクリアはどうにかできそうな問題。文章理解が比較的平易でしたが、時間がなかったという方も少なくなかったですね。時間があれば2問はとれる問題でした。



==================================================
合格のための確かな講義・充実の通信講座
信頼のK&S行政書士受験教室
==================================================