ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

初ミサ

2015-07-12 | 喜び
今日はとても佳き日でした。

今年の三月に、私の友人が、京都でカトリック教会の司祭に叙階されました。
彼はその後三重県の教会に赴任しました。
今日は、その彼が出身教会で初めてミサの司式を行う、「初ミサ」の日でした。
そのミサに与ろうと、私自身も17年前に洗礼を受けたカトリック立川教会に行ってきたのです。

彼は、落ち着いて立派にミサを司りました。
お説教も簡潔な中に根源を含んだ心に染み入るものでした。

会衆に高齢者が多いのはどこの教会も同じでしょうが、今、私が住む地域の教会に比べると質朴な人が多いように感じました。
でも、それは良いことです。
困っている人。弱っている人。貧しい人。
教会は、そういう人がいつでも立ち寄れる場所であって欲しい…と思うから。
ふと、彼自身の人柄がそういう人たちを多く引き寄せたのかも…と感じたりもしました。

私は19年前の9月に初めて教会に足を踏み入れました。
そのときに出会った五十代半ばの神父さんには、本当に助けて頂きました。
彼にもそんな司祭になってもらいたいし、彼ならきっと多くの「困り人」の力になることでしょう。
彼はもう「私の友人」などではなく、もっと大きな役割を担っている立場です。

でもそれは、私の誇りであり、喜びでもあります。
これからたくさんの困難があるでしょうが、どうか、神様のお恵みがありますように。



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