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屋野公平

aojashin…

2018-05-18 | ウェブログ



わたしが引きずり倒した男が


札付きのワルであること

組織にも出入りしていて


わたしの被害届提出を機に


ガサ入れしたい事情など

刑事が繰り返し諭してくるが


わたしは首を縦に振らなかった






そんなある夜……


左手首の違和感で目が覚めた


薄明かりの中


顔はよく見えないが

あの男であることはすぐにわかった……


われぇ どこの使いや?


どこの使いでもない

君の運命だろうと


わたしが伝えると


更に強く手首をねじってきたが


麻痺したかのように

全く痛みを感じない……


反応のないわたしに

痺れを切らしたのか


ポケットからナイフを取り出し

わたしの喉元に突き当ててきた


その瞬間……


3人の刑事が

怒号と共に乗り込んできた……


現行犯で手錠をかけられた男に


わたしはひと言


鼻 大事にしいや……


なぜその言葉なのか


その時は


知る由もなかった







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