６９歳の卒業生

こんばんは、KOHEです!!
2012年3月1日の事です。この日、全国の高等学校で卒業式が行われました。
そんな中、広島県立松永高等学校・定時制課程では、20代の若者9人と共に1人のおばあちゃんが卒業しました。
そのおばあちゃんは、西原伊津子さん、なんと69歳の卒業生です!!!
実は伊津子さんは、僕の祖母の妹さんです。田頭家の五女として生まれ、姉妹の多さから高校には通えなかったそうです…
中学校を卒業後に就職しましたが、ずっと高校に行きたかったそうです。何十年も時が流れ定年後の65歳の時に入学を決意したそうです。
その時、KOHEは高校2年生でした。突然の入学にビックリしたのを覚えています。
若者達の中でやっていけるのか？授業についていけるのか？正直、心配でした…
定時制の生徒はだいたい入学から卒業までに半分位まで人数が減ってしまいます…
ですが、心配ご無用でした。伊津子さんは勉強が楽しくてしかたがないそうです。いろんなことを学ぶのが幸せそうでした。
そんな姿が他の生徒や先生達は不思議に見えたそうです。
教育を受けることが「当たり前」になった現代社会の人達に「学べることの大切さ」を伊津子さんは教えてくれたと思います。
卒業式では、多くの生徒や先生が「楽しそうに勉強する伊津子さんに勇気をもらった」と言っていました。
教養科目・体育・情報処理(PC)、様々なことが理解できず大変だったそうですが、図書館に通い、先生に放課後質問し、同級生達の助けをかりて頑張ったそうです。定時制課程の人たちとお互いに支えあい頑張ってきたのが伝わる卒業式でした。充実した4年間を過ごし、本当に嬉しそうでした。
卒業おめでとうございます!!KOHEも負けずに頑張ります!!!

↓卒業生代表で送辞を読みました。


↓卒業証書授与


↓集合写真です。皆さんおめでとうございます♪


↓恥ずかしがって、1枚撮ったら逃げられました(笑)もっと撮りたかったなぁ…(*_*;


次は大学も目指してほしいです(笑)
いろんな意味で昔を思い出した撮影でした。
ありがとうございました！