湖畔びとのつぶやき (WHISPER OF LAKEMAN)

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第126話. 死刑は人権侵害か

2018-07-08 23:50:52 | 雑感 最近思う事
湖畔人です。

オウムの死刑執行に関して、EU、特にドイツから人権侵害、野蛮な行為と批判が出ているようです。冤罪の可能性があるからと言うのも理由の一つですが、もちろん冤罪の可能性があるならば死刑等すべきではないと思いますが、こと、本件に関しては、彼らが大量殺戮を目的としたテロ行為を働いたのは明々白々な事実であって、疑いの余地もないし、欧米各国だってイスラム過激派が起こすテロに関して銃殺でもって事を治めて来ており、正当防衛と言いたいのかもしれないけれど、警察による銃撃は良くて、一旦刑務所に入れてからの死刑はダメって言うのは何かバランスの悪さを感じます。それと、以前も言いましたが、何故、法曹界の人間は、悪人の人権ばかり守ろうとして、被害者や被害者の家族の気持ちを蔑ろにし泣き寝入りばかり強要するのか、また、軽微な量刑で直ぐに悪人を社会復帰させ、一般人を危険に晒そうとするのか、法曹界の人間は、一体何を守ろうとしているのか?守るべきは悪人ではなく一般人なのではないのか?その基本が間違っていないか?そう言った疑念を、人権派の弁護士と言われる方々、法曹界の方々、欧州や国連の人権派に対して強く持たざるを得ないのです。
個人的な意見ですが、殺人を犯したなら、原則は、死を持って償う、つまり死刑が相当だと思うのです。もちろん、過失致死は別扱いされるべきです。突然子供が道路に飛び出してきてブレーキが間に合わず轢いてしまったとか、バットの素振りをしていたらたまたま後ろを通りかかった人を叩いて死なせてしまったとか、そういったアンラッキーは別に扱われるべきですが、故意に犯した殺人は全て死を持って償うべきと言うのが私の考えです。それが未成年だからとか、精神が不安定だったからとかを理由に罪を軽くすべきではありません。殺された人は、もはや守る人権すら無く、遺族の悲しみは癒える事がないからです。それなのに悪人の人権ばかり守って一体どうするのかと言う事です。人は亡くなっても霊として存在します。霊として自分を殺した人間がどういった扱いを受けるか見ているはずなのです。そして、“コイツは私を殺した。にも拘らず何故のうのうと今も生き続けられるのか?死刑が相当だろう?悔しい。司法は間違っている。”と思うはずなのです。全く同感です。一人殺したから死刑は重すぎとか二人殺したら死刑とか、そんな考えは変だと思うのです。人を殺めたら死を持って償うのが当然です。でないと殺したもん勝ちとなります。狂った世界です。
それと、欧州、特にドイツに言いたいのは、ドイツは中国と懇意ですが、でも中国共産党がここ数十年に渡り、そして今現在も、少数民族と宗教者等に対し、ひどい弾圧、ひどい人権侵害を繰り返して来ている点を重々承知しているはずなのに、見て見ぬふりをしているのか、それらへの批判が不十分な点がバランスが悪いと思うのです。本来なら、死刑批判の数千倍の批判を中国に対し行われなければバランスが悪すぎます。人権にセンシティブな国と自認するなら経済関係だって本来であれば見直しを図り、中国を経済制裁する位の事をして当然だと思うのです。であるにも拘らず、大して批判もせず、中国の人権侵害とは比較にならない程の死刑批判はバランスが悪すぎます。別に良いのです、死刑批判をしたって、死刑批判はしても良いけれども、それをするなら、その数千倍の批判を中国共産党の人権侵害に対し向けよと言っているのです。元々独立した存在であり別の民族であったチベットやウィグルや内モンゴルの国々を、突如急襲し占領した中国に対し、各民族が独立を求めているにも拘わらず、何故その手助けをしようとしないのか?同化政策と言い、彼らが元々持っていた固有の文化、信仰や歴史までも否定させ、共産主義を強要し、漢民族を移植し、それに反対する方々を収容したり粛正し続けて来た中国共産党を何故批判しようとしないのか?内モンゴルの文化大革命で殺された方は約30万人、チベットで虐殺された方は約120万人、イスラム教のウィグルでは、今は監視カメラを張り巡らされ、信仰の自由は奪われ、あえて子孫が残せないよう、街から男達は追いやられ収容所にブチ込まれ、現在の収容人数は100万人を超えると聞きます。収容された方々は臓器売買の対象にもなっていると聞きます。人間が行って良い所業ではありません。人と定義できないレベルの悪行なのです。こうした惨状に対し、何故声を上げないのか?あなた方が人権を重んじる国だと自認するならば、何故声を上げないでいられるのか?本来であれば死刑批判の数千倍の批判を加えて当然ではないのか?想像するに、多分、中国との経済関係を優先して言うべきを言わないでいるのではないのですか?であるとするならば、あなた方の態度は、所謂、“偽善”と呼ばれても致し方ない中途半端で且つダブルスタンダードな態度になっていると思うのです。ドイツやその他の欧州各国及び国連機関は、人権大国として、然るべき激しい批判を中国共産党に対し加えるべきです。期待しています。

湖畔人
(2018年7月9日改訂)
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