「藁の工房」その1です。
藁のブロック(ストローベイル)を用いて建築を作ろうという
プロジェクトです。経緯は前後しますが追々お話します。
今回は実際にストローベイルを使った建築を見学に行きま
した。初めてベイルを扱いますので実際に見ておく必要が
あります。
場所は京都府の京丹後市弥栄町(やさかちょう)で2007年
12月に作られた「森林の工房(牛乳工房)」です。
アミタ株式会社が建設・運営しています。

森林の工房」の全景です。土色をしている部分がストロー
ベイルを積んで荒壁土を塗った外壁です。

窓まわり。

同上。ストローベイルの大きさは幅100センチ、
奥行き40センチ、高さ30センチ位です。
壁の厚さは荒壁土が内外5センチほど塗りま
すので約50センチ位になります。

この建物ではベイルづくりからベイル積み、荒
壁土塗りの工程をワークショップのかたちで行
われました。参加者の手作業です。

基礎の立ち上がりの部分です。 土の重みが藁
を膨らませたのですが何とも言えないラインです。


「森林ノアイス」、「森林ノ牛乳」、「ソフトクリーム」
がここで作られ販売されています。

同上。

手前がお店で奥が牛乳工房です。

逆に見返したところです。

手前は私が食べている「ソフトクリーム」、屋内の
間仕切り壁やベンチもベイルで作られています。
なぜ、「森林ノ・・・」と名づけているのかはこの次に。
それでは。