「花田町の家」その7です。
11月8日の現場の状況です。

南側からの全景です。屋根材はほぼ葺き終わり、
残すは下屋部分(ブルーシートの部分)です。

屋根材はガルバリウム鋼板の瓦棒葺きです。
日本の瓦の色のなかの「いぶし銀色」に近い色を
選んでいます。

屋内では大工さんが一階の床板を貼る前のレベル
調整をしているところです。

一階床下は維持管理のために後日入れる高さにして
います。べた基礎天端から一階床天端までの寸法は
55センチです。

床下の大引き材を支える「束」には鋼製を使用しました。
太陽熱で暖めた空気を一階床下に送り込みますので、
木材の伸縮がより顕著になります。あとでアジャストでき
る鋼製束で対応しようという訳です。

同上。

二階部分です。床材は貼り終わっています。

同上。

外壁廻りの緊結金物(ホールダン金物)です。
一階の柱と二階の柱を緊結します。

緊結金物が柱と梁で入り込む部分です。

二階の床は剛床仕様です。地震などの水平の力に
あがなえるようにしています。ここでは厚みが36ミリ
の杉材を床板として梁に直接ビス止めにしています。
それでは次回に。