28日のニューヨーク株式市場でダウ工業平均は3営業日ぶりに1万3000ドルの大台を回復した。米景気の回復期待や世界的な金融緩和によるカネ余りを受けて、市場心理が改善。欧州の債務問題に対する悲観ムードの後退も株高を後押ししている。ただ足元では原油高への懸念も広がっており、上値の重さも目立つ。
ダウ平均の終値は前日に比べ23ドル61セント(0.2%)高の1万3005ドル12セント。2月の米消費者信頼感指数が昨年2月以来の高水準となり、「米労働市場の持ち直しで消費者心理が上向いている」(バークレイ・キャピタル)との見方が広がった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸し、約11年ぶりの高値を付けた。
ダウ平均は欧州不安から株価が調整した10月の安値に比べ、約2350ドル(22%)上昇している。昨年9月に米連邦準備理事会(FRB)が長期債の購入を増やす新たな金融緩和策を導入。欧州中央銀行(ECB)も昨年末から大量の流動性供給に踏み切り、金融システムに対する投資家の懸念が徐々に後退した。
もっとも、株高が続くかには不透明感も残る。リスクマネー流入で原油価格も高値圏でこれが米景気を冷やすとの懸念が浮上している。欧州の景気後退などで運用リスクを取りにくくなれば、米国株の上値が重くなる場面も予想される。
日経 29日夕刊
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NYの株価は、先週末は原油高騰のあおりで、13000ドルの大台を前に足踏み状態との記事が書かれていましたが、今週に入ってからは、株価上昇。1万3000ドルを回復しました。米国の流れに乗るように、日本の株式も高騰を続けています。今月に入ってから急激に株価は回復してきていますが、本当に景気は回復基調にあるのでしょうか。1月と2月を比べて何が変わったのでしょう。多分ファンダメンタルズでは、何も変わっていないものと想定しています。金融緩和による余剰資金が今は、株式市場に向かっているだけです。先週は原油に向かっていたわけですので。。。昨年は中国に向かっていた?
ダウ平均の終値は前日に比べ23ドル61セント(0.2%)高の1万3005ドル12セント。2月の米消費者信頼感指数が昨年2月以来の高水準となり、「米労働市場の持ち直しで消費者心理が上向いている」(バークレイ・キャピタル)との見方が広がった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸し、約11年ぶりの高値を付けた。
ダウ平均は欧州不安から株価が調整した10月の安値に比べ、約2350ドル(22%)上昇している。昨年9月に米連邦準備理事会(FRB)が長期債の購入を増やす新たな金融緩和策を導入。欧州中央銀行(ECB)も昨年末から大量の流動性供給に踏み切り、金融システムに対する投資家の懸念が徐々に後退した。
もっとも、株高が続くかには不透明感も残る。リスクマネー流入で原油価格も高値圏でこれが米景気を冷やすとの懸念が浮上している。欧州の景気後退などで運用リスクを取りにくくなれば、米国株の上値が重くなる場面も予想される。
日経 29日夕刊
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NYの株価は、先週末は原油高騰のあおりで、13000ドルの大台を前に足踏み状態との記事が書かれていましたが、今週に入ってからは、株価上昇。1万3000ドルを回復しました。米国の流れに乗るように、日本の株式も高騰を続けています。今月に入ってから急激に株価は回復してきていますが、本当に景気は回復基調にあるのでしょうか。1月と2月を比べて何が変わったのでしょう。多分ファンダメンタルズでは、何も変わっていないものと想定しています。金融緩和による余剰資金が今は、株式市場に向かっているだけです。先週は原油に向かっていたわけですので。。。昨年は中国に向かっていた?