インドの金利0.25％引き上げ １年８カ月ぶり

インド準備銀行（中央銀行）は１９日、市中銀行への貸し出し金利で短期金利の指標となるレポ金利を４．７５％から５．０％に引き上げると発表し、即日実施した。利上げは２００８年７月以来、１年８カ月ぶり。好調な内需と昨年の干ばつに伴う食糧価格などの高騰でインフレ懸念が高まり、金融引き締めに政策のカジを切った。

準備銀は同日の声明で「物価の上昇が工業製品でも加速し始めていることが大きな懸念材料」と利上げの理由を説明した。

日経　２０日夕刊
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インドは利上げに踏み切りましたね。インフレ懸念を経済成長よりも優先したのでしょうか。食糧価格等の高騰は問題ですが、ここで経済成長を減速しかねない利上げに踏み切るのもなかなか難しい判断だったと思います。インドは貧困層が多く、一人当たりのＧＤＰは、中国よりも低いのですが、貧困層を減らさない限り、国全体としての発展はないようにも思えます。今後のインド政府の対応に注目です。

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