うつわあそび

食の器、伊万里が好きかなぁ、でもぽってり無骨な土モノに夢中になることもあるかなぁ。

ピロシキ30個、たっぷり油添え

2008年12月29日 | 器と料理
朝食にスープを出すことが度々あって、前日にグツグツコトコト、簡単に具だくさん取れるでしょ、
まだたっくさん余ってるカレー風味のスープの具をミートパイのフィリングにしようと思ったんです、汁と分けて挽肉やキノコ類を追加で炒めて。

ゆで卵を刻んで入れたら、大量になってしまい、そんなにパイシートないわぁ。

パイ生地作る? いや~やりたくないっ。

ピロシキにしよっか。りんごを煮たのがあるし、餡子も買ったんだった。色々入れたら楽しい。

30個は揚がる? いや~そんなに誰が食べるっ。
そうじゃなくても、子供につきあう揚げ物が多いのに、もう油は勘弁。

そうだ クレープを焼いて、巻いてしまおう。



クレープなんて子供たち、食べてくれるのかな? 一応、ご飯も用意。




中央のお鉢は、淡い緑色が優しい明治期のものです。輪花(縁がヒラヒラ)で見込みに花籠が描かれています。



左のお鉢も、明治期のもので、輪花の形状と見込みに花籠が描かれています。
きっと、この子達、姉妹だわ。



別の時期に別のところから来てくれたものが、長い時を経て、小菊の家で感動の対面。感激を分けてもらえる瞬間です。

このお鉢は三つ組で、大きさ違いで3つも存在するんですもの、いつも誰かしらが食卓に出ています。




お正月にオススメしたい 七福なますも、ほら、同じ鉢。画像、ちょっと盛りすぎだよーーーっ。

さて、
ミートパイにしようと思って解凍したパイシート、これ、どうするべ



りんごの炊いたの、使いました。固めにカスタードクリーム。


結局・・・
「ピロシキ30個たっぷり油添え」に匹敵するぐらい食べちゃったのでした。



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クリスマスの押し寿司ケーキ

2008年12月25日 | 器と料理
目が覚めたら枕元に贈り物、懐かしいですね、そんな嬉しい体験ができる子供たちを羨ましく思います。

誕生日は「成長を祝う日」であることを知ってほしくて、「プレゼントがもらえる日」とは教えたくなくて、あえて贈り物はしなかったのですが、サンタクロースの夢は楽しいですもん。
喧嘩になると困るから、同じものが2つ。ちょっともったいない‥が小菊の正直な気持ちです。

クリスマスディナーとは言えませんが、ケーキ風の押し寿司にしました。



お寿司でお腹いっぱいになっちゃうだろうと他は抑え気味。
お刺身サラダとさつま芋・蓮根団子の銀餡かけ



いつもの豚肉しんびき粉揚げ、です。



キャンドルを灯したのは銅の小さなシチューパン。





子供たちはロウソクを「ふ~っ」。このあたり、お誕生日と少々混乱しております。

明日の朝、サンタクロースさんからのプレゼントを掲げて、キラキラした瞳を見せてくれますように。


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蓋? いいえ、長皿!

2008年12月23日 | 器と料理
肉団子を揚げて、コロッケを丸めたところで、ピンポーン
「今ね、牧場行って来たのよ、だからコレ」と、陽子ちゃん。小菊の叔母の高校時代からの友人で、たまたま近所に住んでいることから、子供たちが生まれたばかりの頃時折手伝ってくれるようになりました。子供たちの「お友達・陽子ちゃん」とは71歳違い。

牧場からのお土産とは極上のすき焼き肉で、図ったように、その日届いた有機野菜のセットには白菜や菊菜が。
迷わず、メニュー変更
そのため翌日は、今度は迷えず、コロッケ。



コロッケのときは、ちょっとたんぱく質が足りないかなぁ、焼鮭を粗くフレークしてご飯にまぶしてみます。

長皿は、本来は 陶箱(お弁当箱) の蓋。長皿として独立させても素敵でしょ。

陶器で重量のあるものは、そのままテーブルに置くのがちょっと不安。子供は器を引きずりますしね。
小さなテーブルマット、見~つけたっ。あれ?さっきアイロンかけたはずなのに‥ 紫がかった紅色に金色の唐草模様は和風にも洋風にも合うようです。
の陶箱の下にも敷いています。



そうそ。蓮根がお安くなるのを待ってました。蓮根餅、だ~い好き






サンタさんは黒い靴

2008年12月19日 | 器と料理
児童館で行われる擬似幼稚園のようなお教室に通っていて、この日はクリスマスケーキを作りました、ほとんど親がね
そこへサンタクロースさんが登場。ひとりずつプレゼントをもらってどの子も大興奮。

夕食時の会話。
「サンタさんはどんな服だった?」
「んー、黒い靴だったっ!」
ぷぷっ。子供ってのは見なくていいとこ、よく見てますね。

クリスマスで多い食卓、小菊家では「おでん」。
チキン焼いてドリアつくって‥な経験もありますが、翌年はなぜか「おでん」に戻ります。寒いから食べたくなるという単純な理由かしら。
夫が海外出張から戻る日も「おでん」のことが多いし、子供が卵と大根を好んだので今年は夏も具が少ない「簡易おでん=煮物」をよくしました、今日みたいな、ね。



瑠璃の深皿?浅鉢?は縁を飾る菊の陽刻が可憐で大好きなもの。
炒め物にはもちろん、少し汁を含む焚き物もよそえるので出番も多い器です。



麻の葉が敷き詰められた器も同じ時代。簡単に「江戸後期」とか「幕末」とか口にするけど、ものすごーく昔なのよぉ。長い時代を見てきた器たちには尊敬の念さえおぼえます。



プレートランチも可愛いかも。


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もち米のおかゆ

2008年12月17日 | 器と料理
暖かい日が続いて、このまま暖冬でいいのにぃ~、とは個人的な願望。
夫がボーナスをいただいて、結構景気よかったの?なんて会話の翌日、低迷を見込んで来年から給与10%カット!なんてお話が。なんだか、急に冷え込んできた気持ちです。

うわ~い 中華おこわ だぁ。
万歳しているのは我が夫君。「おかわりっ」につられて子供たちにも「おかわり」の声。食べてもらえるというのは嬉しいことですね。



おこわをよそったの↓は、本来は向付け。蓋付きなので、かぶら蒸しなど蒸し物に使うことが多いです。



「あの‥さ、おかいさんもあるんだけど。もう食べられないかな?」



少量の塩をした鶏手羽元とニンニクの玉と一緒にもち米を水から炊くと、やさしいお味の中華風おかゆになります。トッピングを何もしないほうが口当たりが柔らかで小菊は好きです。

「そういうの、はやく言って欲しかったな。おこわ、てんこ盛り食べちゃったよ
とは、口ばかり?で、また食べ始める夫と子供。
餅米消費の高~い夕食となりました。



お部屋にもクリスマス色 其の2

2008年12月15日 | インテリア
秋冬混在だった部屋 も、やっとクリスマス色に変わりました。
といっても、ごくごくシンプルに。

「梯子はずしてお正月には着物をかけよう」と思っていたのですが、
半年ほど前からあれこれ注文の増えた子供たち、梯子を指差し「どうしてなんにも飾りしないの?」
「ん~、面倒だから」と応えるのも悪い気がしました。





藍のテーブルマットを裏にテープで留めてクリスタルの雪の結晶、スワロフスキーのオーナメントです。
他にも置いてみたのですがゴチャゴチャしないほうがいいように思いました。

ポインセチアを模した手ぬぐいでしょうか。



今まで飾りは子供たちの手の届かないところだったからか、「手ぇ、届くよ」と満足そう。
つい、「手ぇ、ふかないのよ」と言ってしまい、二人の目はキラリ。やばっ



初めて目にした右の白い小花。
ユーフォルビアという初雪草の仲間だそうです。そういえば同じ葉だわ。これはポインセチアとも同属なんですって。



陶板に会えるまで

2008年12月14日 | 器と料理
デパートのお肉屋さんで「5時から半額」という牛肉を買う。
陶板で焼いたらおいしいだろうなぁ‥と願いつつ、まだ出会えてないので、すきやき鍋で代用。



最初はちぢみ。細切りの人参を炒めて明太子と合えたのは、子供たちのお気に入りで、常備材。ちぢみの具にいただく。

お肉のあと、油のまわった鉄鍋でつくったチャーハンはパラッパラで絶品となりました。

子供が寝てからデザートタイムにクラブハリエのバームクーヘン。ひ~お腹はちきれるぅ。
子供の服などがヤフオクでいっぱい売れたので、お祝いのつもり。ふふ、何かにつけて「祝う」小菊。

「え?もう5時?」
慌てて駐車場に向かうとルミナリエが点灯されたところでした。
見れると思っていなかったところへ、明るい光、心に嬉しいものですね。

こちら↓も使うたびに心弾む器。き・れ・い





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トナカイな猫

2008年12月13日 | 猫日和
家に帰るなり菊にジャレつく。
動物園でユキヒョウを見てきたのでした。かわいい。ほんとにかわいい。でも、菊ちゃんはもっとかわいい。菊にはやく会いたい。

「今はベタベタする気分じゃないのぉ~」
ここは押入れの天袋。菊専用のジャンプ台を上がった先です。



「降りてきてよっ」
「イヤ~の」


「お外ね、クリスマスムードいっぱいだったの」
「んー、そういうの、迷惑なんだけど‥」



「あ、ちょっと、目つぶったからもう一回」
「だから、そういうの、迷惑なのよぉ」



お鍋にお汁を注ぐとき

2008年12月10日 | 器と料理
う゛~、さむっ な日はやっぱりお鍋が嬉しい。
ポカポカ豆乳鍋。お出汁に何種類かの味噌を溶き豆乳を加えています。



去年は子供たち、お鍋あまり食べてくれなかった‥があって、だから、食べられるものも作って、お鍋は「汁もの」と成り下がってはしまいましたが。

お出汁を鍋に足すとき、どんな器を使われますか。



錫の汁次。容量は少ないですが、唐草模様がかわいい。



染付けの水注。やさしい藍が好きです。

このポットはお花を活けるのにも使います。凛としたお花のほうが似合うみたい。




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食卓のキラキラ☆

2008年12月03日 | 器と料理
以前から金色がベースのお鉢が欲しいなぁと思っていました。
染付け(藍)とも赤絵とも相性がいい、小菊家の金彩鉢はフル稼動。もう1つあると「いっつも同じ~」から脱却できるのに。

これ、どうかしら。



前日炊いたおでんのお大根、大好き~っ
焚き物はなんでもそうですが、あれもこれも‥と入れてるうちに、どうやって食べきるのぉ?な量になっちゃいます。このおでんも1/5に過ぎない~。
会社時代に同僚たち(男性ばかりの部署でした)に使っていたお鍋は20リットル。持ち上がらないっつーの。



お鉢を手にすると、どうも「昭和の匂い」がするのですが(江戸後期の伊万里ではなく、真似て作られたものってことね)、
う~ん、何が違うんだろう? 微妙な色の具合とか模様の描き方とか‥ 素人の勘ですが。

でもね、金彩のお鉢が2つ。嬉しい。
伊万里が好きなのは好きな器が多いからであって、骨董品の価値が欲しいわけではないのです。

カレーやパスタのときに、たっぷりサラダを盛るお鉢は藍と朱。雰囲気が似てるので同じ使い方ができそうです。



というのも、この2つ、たぶん「兄弟」。同じ見込みが描かれています。



では、カレーライスと一緒に。
子供用カレーを買うのを忘れてしまうので、うーんっと、かれこれ1年ぐらい忘れ続けてます‥、
子供にはホワイトチョコレートと野菜ジュースなどで甘味に、大人は途中参加で鷹の爪。最初に炒める段階で入れないと、もうひとつ効いてきませんが、辛いのは苦手なので今はこれでよし!です。



金色といえば、この季節、ははずせませんよね。