強くなること

近頃引退する
大相撲の大鵬親方が
新聞のインタビューで
「このごろの力士はわきあいあいと
稽古しているようだ、
自分の若い頃は意識がなくなりそうななかで
最期の力を振り絞って相手を押す稽古をした」
といっていました。

そして
最近ビーチサッカーで日本チームを世界４位に導いた
ラモス監督。
練習ゲーム中にコンタクトを落として試合を中断させた選手に
ものすごく憤り
「練習も試合も真剣勝負の場なんだ、お前のようなやつはいらない」
といったそうです。

何もそこまでしなくてもいいんじゃーないかと思ってしまうのですが
２人ともプロ意識がものすごいです。
とくにラモスさんは日本にきて栄光と挫折をいやというほど
味わっている人です。
強くなるとはどういうものかが解っているのでしょう。

科学的なトレーニング方法に変わりつつある
今のスポーツ界は
この火の出るような厳しさには
今の日本人は
もう耐えられないのではないかと思います。

死ぬほどつらい練習を
経験していくことで
人間は成長していくのです。