必死の一人の姿が友の生命を鼓舞する。
あと一歩の努力、もう一歩の執念で
広布拡大の大潮流を!
◎名字の言◎
7年前の東日本大震災――この壮年が言葉を失った。声を掛けることすら
難しい状況。足取りも重くなる。それでも題目を唱えながら、友のもとへ
通い続けた。「相手の心の奥深くまで入って激励できるのか。できないの
ではないか」との葛藤が、いつもあったという▼大切な家族を亡くして泣
き伏す友がいた。最初は相手の肩を抱き、一緒に泣くことしかできなかった。
通い続けると、だんだん顔を上げるように。「必ず近くに生まれてくるよ」。
こう確信をもって言えるには、しばらく時間が必要だった▼「何カ月もかか
るかもしれません。本音の話ができるようになるまで通い続けなければ」と
壮年。「思いやり」の英語「compassion」の語源は、「共に」
(com)、「苦しむ」(pati)。相手の気持ちに思いをはせ、苦しむ
心を置き去りにしない「同苦の人」でありたい。(川)
「大願とは法華弘通なり」御聖訓。誓いの青年よ、今こそ師弟誓願の旗高く
◇
男子部大学校生、華陽リーダーが奮闘!皆の成長こそ希望。挑み舞いゆけ
◇
農山漁村女性の日。地域照らす農漁光部の友よ!使命の地で信頼の灯台に
◇
きょう東京大空襲の日。不戦の世紀へ決意を新たに。若人が平和の心、継承
◇
桜の開花予想、平年より早い、と。我らの対話の花は全国、全世界で満開