「桜梅桃李」の仏法だ
人それぞれの成長の速度も咲かせる花も違う
だからこそ朗らかに長所を伸ばす励ましを!
〈名字の言〉 2019年1月15日
「私が始めたのは、まだ4000号の頃でした」。本紙の配達歴46年
になる北海道稚内市の婦人部員が語っていた▼若い頃、病弱だった彼女。
「健康になる秘訣はありますか」と先輩に相談すると、「一番の近道があるのよ」
と教えてもらったのが「配達」だった▼冬はソリに新聞を載せ、雪をかき分けて
運んだ。健康への近道どころか、遠回りに思えるほど、つらい日々もあった。
だが、5000号、1万号、1万5000号と、無事故を祈りに祈り、黙々
と続けてきた。その歩みと合わせるように、健康を勝ち取ってきた。「幸福
への近道、いや、この道それ自体が幸福でした」と振り返る▼本紙の購読者には、
配達員の爽やかな挨拶の声を聞き、明るい笑顔に触れて、「あの人が配っている
新聞には、一体どんなことが書いてあるのか」と思い、読み始める人も多い。
地域に信頼と共感を広げ、仏縁を結ぶ使者ともなってくださっている▼1951
年4月20日の創刊以来、本紙は間もなく2万号を迎える。その一号一号が
全国津々浦々の読者に届くまでに、どれほどの労苦があり、真心があり、挑戦が
あったことか。そして、その無事故を師がどれほど祈ってきたか。尊き師弟の絆
の結晶として輝く、2万の金字塔である。(鉄)
〈寸鉄〉 2019年1月15日
妙法持つ女性は最も尊貴―恩師。友のため広布のために走る母に福徳厳然
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中等部結成記念日。夢は大きく、負けじ魂で挑戦。後継の大成長を師が待つ
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東京・新宿の日。皆の範たる幸の城。さあ拡大!創価勝利は世界の本陣から
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「舌は一枚しかないが、耳は二つある」歴史家。語る倍聞く。激励の要諦
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インフルエンザが猛威。手洗い・マスクの徹底を。感染防ぎ、広げぬ賢者に