◎わが友に贈る◎
疲れた時こそ一節でも一行でも
御書を拝していこう!
実践の教学の中でこそ生命は鍛えられる。
〈名字の言〉 2018年6月28日
大阪北部地震から10日となった。ガスなどのライフラインは復旧したが
8000棟を超す住宅の被害は深刻だ。被災者の一日も早い生活再建を
祈らずにはいられない▼今回の地震で、各企業の「BCP」と呼ばれる
取り組みの重要性が、さらに増したといわれる。これは、災害に直面
した際、早期に復旧させるため、事前に準備する事業継続計画のこと。
東日本大震災を機に導入が進んできた▼ある企業では、東日本大震災
で現地の生産拠点が被災して以来、災害対応を見直してきた。今回の
地震では発生後、即座に従業員の安否を確認。部品調達先の被災状況の
情報収集を行った。特に問題のないことが分かり、迅速に企業活動を再開
できたという(「京都新聞」20日付)▼災害への備えの重要性は企業に
限ったことではない。家具の耐震補強、避難場所と経路の確認など、個人で
できる対策がある。阪神・淡路大震災を経験した友は、地震が起きた時、
身の安全を守るため、どう行動するかを具体的に決めていた。それが今回
の地震で生きたと語っていた▼いざという時には、とっさの判断が必要だ。
その判断をしっかりと支えるのが、平時の入念な備えにほかならない。
防災は常に「自分」の問題。時を逃さず、今こそ行動を起こしたい。(嶺)
〈寸鉄〉 2018年6月28日
御書「法華経を弘通せん者は如来の使」。さあ勇み語れ。その人に福徳厳然
◇
真剣さなくしては何事も成し遂げられない―文豪幹部よ最前線に飛び込め
◇
策で解決した場合、また同じ問題で悩む―戸田先生。題目の剣で突き破れ
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夏は全国的に厳しい暑さ―3カ月予報。熱中症に注意。小まめに水分補給
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防災対策は自助で7割が決まる―識者。各家庭の備え確認。教訓を生かせ
◎青年の譜
あの地にも この地にも
あの職場にも この家庭にも
友は戦い 友は勝った
この素顔の歓喜(よろこび)は 万波とうねり
はや 第三の勢力となる