「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

インフルエンザ予防接種開始致しました。/病児保育鋭意実施中、幼保無償化対象事業です。

東電旧経営陣強制起訴東京地裁永渕健一裁判長判決R1.9.19に想う。2011年から日本は変わったと信じたいし、変えていかねばならない。少なくとも同じ判決文を繰り返すような社会であってはならない。

2019-09-20 10:18:54 | シチズンシップ教育
 重大な判決がなされました。東電旧経営陣の強制起訴判決R1.9.19。

 結局、「結果回避義務を課すにふさわしい予見可能性があったと認めることができない」として、無罪判決となりました。

 あくまでも想像ですが、現場のかたは、きっと、10mを超える津波が来る可能性があることをトップに伝えようとされてきたのだと思います。しかし、トップに届かない構造になっていた。そして、旧経営陣側も、その規模の津波が来る可能性を確たるものとするほどの情報収集義務がなかった。もし、情報収集義務を果たして会社に正直に提案などしていたなら、トップには上れなかった


 判決結果に大いに疑問を抱くひとりですが、少なくとも、3.11という敗戦に次ぐ大きな経験をした以上、2011年(平成23年)から日本は変わったと信じたいし、変えていかねばならないと感じています。

 同じような判決文を繰り返す社会ではあってはならない。

 例えば、判決文にある「結果の重大性を強調するあまり、その発生メカニズムの全容解明が今なお困難で、正確な予知や予測に限界がある津波という自然現象について、想定しうるあらゆる可能性を考慮して必要な措置を講じることが義務付けられるとすれば、法令上は原発の設置、運転が認められているのに、運転はおよそ不可能ということとなる。」という言い訳を繰り返して、同じような原発事故を再度、起こしてはならないと考えます。
 今後は、津波に対する法令のほうが誤りであったことを気付き、法令を正し、その正された法令を守っていれば、津波やテロ、火山爆発に対応できる原発を(他の代替エネルギーとの比較を十分にしたうえで作るのであれば)作るようにしていかねばならないと考えます。


*****判決文要旨 朝日新聞2019.09.20*******

コメント   この記事についてブログを書く
« 今日のことば10メディア編:... | トップ | 小坂クリニックのお知らせ:... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

シチズンシップ教育」カテゴリの最新記事