「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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子どもを虐待から守る、最も大事な検証報告書のひとつ:2011年10月名古屋市 中2虐待死事件 検証報告書

2018-07-15 09:48:23 | 小児虐待

 虐待死などあってはならないが、繰り返さぬためにも、ひとつの事件の背景から学ばねばなりません。

 最も大事な検証報告書のひとつ:2011年10月名古屋市 中2虐待死事件 検証報告書があります。

 ⇒ http://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/cmsfiles/contents/0000095/95587/kensyouhoukokusyo.pdf

 こちらの報告書も大切です。2008年2月高知県南国市 小5虐待死事件 検証報告書

 ⇒ http://www.city.nankoku.lg.jp/download/?t=LD&id=2725&fid=15216



*******名古屋市HP*********
http://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000095587.html

 

名古屋市児童虐待事例検証報告書


平成23年10月に名古屋市名東区で起きた児童虐待事例について、名古屋市児童虐待事例検証委員会から報告書が提出されましたので公表します。

事例の概要


平成23年10月22日午前6時30分頃、実母から119番通報。実母の交際男性が本児の頭部及び胸部を蹴ったとして、本児が心肺停止状態で病院に搬送される。同日午前9時42分、本児の死亡確認。

実母の交際男性は、同日名東警察署に任意同行ののち、傷害罪で緊急逮捕され、同年11年11日に傷害致死罪で起訴された。

平成24年3月8日、名古屋地方裁判所において懲役8年6月の判決が下された。

検証委員

蔭山 英順   日本福祉大学 教授  (委員長)
岩城 正光   認定NPO法人CAPNA (副委員長)
白石 淑江   愛知淑徳大学 教授 
杉浦 宇子   弁護士
服部 はつ代  名古屋市教育委員
蛭川 洋子   名古屋市民生委員児童委員連盟
長尾 正崇   広島大学大学院 教授(名古屋市経営アドバイザー)

検証経過

第1回 平成23年11月25日 今後の方針の決定
第2回 平成23年12月9日  ヒアリングの実施について確認
第3回 平成23年12月27日 児童相談所のヒアリングの結果報告
第4回 平成24年1月20日  瑞穂区役所及び小学校のヒアリングの結果報告
第5回 平成24年2月1日   中学校、瑞穂警察署、名東区役所のヒアリングの結果報告
第6回 平成24年2月16日  今後の進め方の決定、関係者のヒアリングの実施決定、検証報告書の提出時期の確認、フォローアップについての確認
第7回 平成24年2月28日  関係者のヒアリング、問題点・課題の整理及び検討
第8回 平成24年3月19日  問題点・課題の整理及び検討
第9回 平成24年3月26日  中間報告書の検討
第10回 平成24年4月20日  検証報告書における提言の検討
第11回 平成24年4月27日  検証報告書の最終まとめ

 

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