ご挨拶 ~教育・保育/経済活動と感染対策の両立は可能です。ポスト・コロナの時代へ~
コロナに対し、予防や治療が可能になってきました。PCR検査で早期発見し、酸素投与などできる施設での療養も即座にできる体制に。自宅療養となっても、開業医が内服薬処方やカクテル療法に往診する仕組みも中央区で構築されつつあります。ワクチン接種の予約も、ネットでできるようになり(ネットが難しい方には、コールセンターで対応)、昨年のような予約時の混乱がないように準備されつつあります。
オリンピック(7/23~8/8)・パラリンピック(8/24~9/5)も無事終了しました。各幼稚園・小中学校では、メイン交流国との『一校一国運動』が展開されてきました。これからもレガシーとして続けていく学校もあるようです。ぜひ、引き続き国際交流に生かしていきましょう(表1)。
表1、
さて、中央区政は、2017(平成29)年『新基本構想』策定から始まり、さまざまな計画の策定がなされています(表2、参照)。昨年2月に改訂された『情報化基本方針』に則り、昨年10月には押印廃止、来年2月には中央区ホームページの全面リニューアルなど進められています。昨年9月発足したデジタル庁と軌を一にして、デジタル化の更なる推進に期待を致します。
表2、
本年3月策定に向け、『総合交通計画2022』、『国土強靭化地域計画』の二つの重要な計画について、現在パブリックコメントが実施されています(〆切1月11日)。多くのご意見を中央区へお届け願います。
本年も、区民福祉の向上を目指しつつ、
一、子ども達が、一生懸命に勉強できること
一、子育て・介護・病気があったとしても、学びや仕事との両立ができること
一、住み慣れたご自宅で、安心して生を全うすることが望めばできること
これらのことが、たとえコロナ禍でも、当たり前にかなう環境整備を政策の中心軸に私は据えて参ります。これからも、どのような小さなことでも、お気軽に区政相談をお持ち下さい。どうか、ひとりで抱え込まないで下さい。
本年も、すべての区民の皆様が健康で充実した一年となりますことを、心からお祈り申し上げます。
2022年新春
中央区議会議員、小児科医師 小坂和輝