以下、築地市場移転問題の裁判の原告団の一人水谷さんの案内文です。
ご注目下さい。
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8月28日(木)築地市場移転候補地として汚染地購入問題裁判。石原慎太郎氏に賠償請求
【転送、拡散歓迎!】「築地市場移転問題」汚染地購入裁判のご案内
直前のご案内で失礼いたします。東京都が汚染地を汚染地無しの価格で不正に購入した問題について、購入時期(H18年、H23年)に応じ二つの裁判が同時進行していますが、8月28日(木)H23年分についての公判があります。下記ご案内します。
■平成23年公金返還訴訟(2011年購入分)
8月28日(木)11時~@東京地裁703号法廷
報告会(法廷終了後) 場所:弁護士会館予定(弁護士会館は地裁の隣にあります。)
H13年2月21日 石原都知事が本会議で「移転候補地は豊洲」と言明しました。直後の都議会で都は「土壌汚染につきましては(中略)市場用地として支障が無いことを確認して購入するという考えでおります。」と答弁しています。
はたしてそうだったでしょうか。
東京ガスによる膨大な量の残置汚染があったにも関わらず、汚染無しの価格で土地を購入した結果、現時点で762億円もの汚染対策費用が市場会計から支出されています。
しかしH14年に都は既に、東京ガスが都に提出した状況調査報告書により(その当時の荒い調査においてでさえ)大量の残置汚染が発生することを知っていました。知った上で都は築地の関係者や都民を欺き、汚染を無いものとして市場用地を取得しました。都は文字通り、覆土により汚染を覆い隠すことができると考えたのでしょう。市場で働く人の健康や安全な食糧供給など、まったく念頭にない石原都知事のやり方に、築地関係者の中には「裏切られた」と感じている人達もたくさんいます。
後に(反対運動の成果でなどで)開催されることになった専門家会議(H19年開始)で、都の汚染隠しが見つかりましたが、都はそれを誤魔化す為、姑息にも「市場用地なので手厚い対策をする」と追加対策を説明しました。その少し前のH18年当時、都議会では「汚染は処理基準以下に」「残置すれば東京ガスの責任」とした虚偽答弁が繰り返されましたが、そのことについてはもう一つの公金支出裁判の高裁判決では「答弁内容の適否は,一般的には,それ自体石原らや東京都の政治的責任等が問われるべき問題」として、虚偽答弁の事実を認めています。(判決は請求の期間を過ぎたとの理由で却下され、現在上告中)
汚染問題ばかりではなく、流通問題など非民主的な計画の進め方について、東京都は猛烈な批判を浴び続けています。
都の強引な進め方を止めるためには消費者も市場関係者も、絶えず監視を続けることが最大の力となると信じます。裁判の傍聴にも是非ご参加下さい。
―――――――――― (以上報告)築地移転問題関連裁判の原告メンバー 水谷和子 連絡先 mizunoyaka@ezweb.ne.jp
ご注目下さい。
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8月28日(木)築地市場移転候補地として汚染地購入問題裁判。石原慎太郎氏に賠償請求
【転送、拡散歓迎!】「築地市場移転問題」汚染地購入裁判のご案内
直前のご案内で失礼いたします。東京都が汚染地を汚染地無しの価格で不正に購入した問題について、購入時期(H18年、H23年)に応じ二つの裁判が同時進行していますが、8月28日(木)H23年分についての公判があります。下記ご案内します。
■平成23年公金返還訴訟(2011年購入分)
8月28日(木)11時~@東京地裁703号法廷
報告会(法廷終了後) 場所:弁護士会館予定(弁護士会館は地裁の隣にあります。)
H13年2月21日 石原都知事が本会議で「移転候補地は豊洲」と言明しました。直後の都議会で都は「土壌汚染につきましては(中略)市場用地として支障が無いことを確認して購入するという考えでおります。」と答弁しています。
はたしてそうだったでしょうか。
東京ガスによる膨大な量の残置汚染があったにも関わらず、汚染無しの価格で土地を購入した結果、現時点で762億円もの汚染対策費用が市場会計から支出されています。
しかしH14年に都は既に、東京ガスが都に提出した状況調査報告書により(その当時の荒い調査においてでさえ)大量の残置汚染が発生することを知っていました。知った上で都は築地の関係者や都民を欺き、汚染を無いものとして市場用地を取得しました。都は文字通り、覆土により汚染を覆い隠すことができると考えたのでしょう。市場で働く人の健康や安全な食糧供給など、まったく念頭にない石原都知事のやり方に、築地関係者の中には「裏切られた」と感じている人達もたくさんいます。
後に(反対運動の成果でなどで)開催されることになった専門家会議(H19年開始)で、都の汚染隠しが見つかりましたが、都はそれを誤魔化す為、姑息にも「市場用地なので手厚い対策をする」と追加対策を説明しました。その少し前のH18年当時、都議会では「汚染は処理基準以下に」「残置すれば東京ガスの責任」とした虚偽答弁が繰り返されましたが、そのことについてはもう一つの公金支出裁判の高裁判決では「答弁内容の適否は,一般的には,それ自体石原らや東京都の政治的責任等が問われるべき問題」として、虚偽答弁の事実を認めています。(判決は請求の期間を過ぎたとの理由で却下され、現在上告中)
汚染問題ばかりではなく、流通問題など非民主的な計画の進め方について、東京都は猛烈な批判を浴び続けています。
都の強引な進め方を止めるためには消費者も市場関係者も、絶えず監視を続けることが最大の力となると信じます。裁判の傍聴にも是非ご参加下さい。
―――――――――― (以上報告)築地移転問題関連裁判の原告メンバー 水谷和子 連絡先 mizunoyaka@ezweb.ne.jp