「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

インフルエンザ予防接種開始致しました。/病児保育鋭意実施中、幼保無償化対象事業です。

ひとに優しい社会、子どもに優しい社会

2011-04-29 12:31:31 | 国政レベルでなすべきこと
 医療現場で垣間みるに、まだまだ、日本はひとに優しい社会、子どもに優しい社会になっていません。

 このたびの中央区長選挙、私自身のひとつの問いかけを有権者の皆様にいたしました。
 子どもに優しい社会と病児保育。

 今、あらためて、「ひとに優しい社会、子どもに優しい社会」を想います。

 自分自身、クリニックで『病児保育室』を運営致しております。
 中央区初で10年前の2001年開設し、今は、中央区にも私の施設を含め4施設に広がりました。
 お子様が風邪、ご病気の際に親御さんがお仕事を休んでその子の看病をするのが本来あるべき姿です。まだまだ日本はそこまで至っていないため、第二の選択肢として、『病児保育室』を運営してきています。

 近隣小児科医が聖路加国際病院と連携をし、聖路加病院の場所をお借りし、『中央区小児平日準夜間救急』を開始致しました。
 現在、私たち開業医も月に一度(~二度)参加し、診療をしています。
 19時~22時の時間の救急診療です。
 夜は早く休むのが、子どもの病気の治療の基本であると考えます。
 救急疾患のみならず、昼間のかかりつけ受診で済むはずであろう疾患での受診、いわゆる「コンビニ診療」としてご利用されるかたも多数いらっしゃいます。
 もちろん、そういうかたへの対応をするのも、小児科医としての救急での役割ではあるのですが、子どもの目線から、どういう受診をし、どのように休養をとれば一番楽でよいかというところから考えると悩ましい状況が続いています。
 
 医師会が、『休日応急診療所』を開設しています。中央区では、中央区医師会により佃月島と京橋の2カ所、日本橋医師会により久松小近くに1カ所開設され、医師会会員が当番で出動しています。
 平日どうしてもお休みを作れずクリニック受診ができないために、休日応急診療所での受診がやっとという方がたまに受診されます。応急診療所であり、薬の処方も1日分が基本ですが、長めの処方を求められたりします。
 病気は、かかりつけ医と一緒に治していくべきもの、応急診療所は、もちろん、得られた情報から最大限のアドバイスをし処方を致しますが、かかりつけ医への橋渡しにしか過ぎません。

 子どもが病気の際に、親御さんが看病することを周りが支える社会
 子どもが夜の休息を、ゆっくりととることができる社会
 ご自身の病気の際に、休養をとることを周りが支える社会

 その理想を描き、少しでも近づけるよう、その解決の鍵をみつける努力を惜しみません。
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