日本医師会小児在宅ケア検討委員会「令和元年度小児在宅ケア委員会答申」令和2年3月 全87ページ(参考文献含め)。⇒ http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20200325_3.pdf
各自治体で、優先順位をつけ、対応をしていかねばならないと考えます。
最優先のひとつは、災害時の対応。そして、教育の機会の確保。
中央区も自立支援協議会の4つある部会の一つ、「医療的ケア児等支援連携部会」での検討に期待。
また、令和3年度から新しく始まる『障害福祉計画・障害児福祉計画』(計画期間令和3年度~令和5年度)の改定作業が、来年度令和2年度です。しっかりと内容に盛り込んでいきましょう!
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はじめに
1.災害への対応
(1)小児在宅医療においては電源確保が最重要課題
(2)災害時要援護者避難支援プラン作成に向けて
(3)災害対応の課題及び対策(大阪北部地震・台風 21 号を経験して)
(4)EMIS、DMATへの支援要請
(5)医師会としての対応
2.医療的ケア児の教育・保育機会の確保に向けて
(1)はじめに
(2)教育と医療的ケア児の現状
(3)文部科学省「学校における医療的ケアの実施に関する検討会議」について
(4)医師会の役割
(5)学校医の役割
(6)保育所での受け入れ
3.医師会として、医療的ケア児と家族を支えるシステムの構築
(1)小児の在宅医療提供体制の確保に向けて
(2)円滑なトランジションに向けて
(3)「医療的ケア児支援のための関係機関の協議の場」への積極的な参画について
(4)医療的ケア児及びその家族、同胞に対する定期予防接種、公的乳幼児健診などの実施の重要性について
4.レスパイトの課題と改善方策
5.医療的ケア児等コーディネーターの専任化と基幹相談支援センターへの配置
付録・参考文献