ICT化が、自治体でも求められているところですが、中央区の先進的取組みが、走り出しました。
練馬区とともに、富士通との共同です。
********いただいたコメント********
●良いことのようにも思えますが、住民税の計算がAIを使うほどのものなのか、RPAで十分ではないのか、と感じました。
********富士通 プレスリリース*********
********練馬区*********
【令和2年10月2日】全国で初めての取り組み!【続報】 住民税業務へのAI導入実証の結果報告
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/r2/r210/20201002-01.html
中央区の場合の予算編成の仕組みを確認します。
例規集『中央区予算事務規則』に仕組みが詳述されています。
●ステップ1:「基本方針」の作成(区長が基本方針を定める) 令和3年度予算では、「予算編成方針」を、2020.7.28に済み
(基本方針)
第六条 予算の編成は、別に区長が定める会計年度ごとの予算の編成に関する基本方針(以下「基本方針」という。)に基づき行うものとする。
●ステップ2;企画部長「事務処理方針」の作成(「基本方針」に基づき「事務処理方針」を定める。)→ 各部長に通知
(事務処理方針)
第七条 企画部長は、基本方針に基づき、予算の編成に関し必要な事務処理方針(以下「事務処理方針」という。)を定め、各部局の長に通知しなければならない。
●ステップ3:各部長「予算見積書」の作成(「基本方針」及び「事務処理方針」に基づき「予算見積書」を作成) → 企画部長に提出
(予算見積書の作成)
第八条 各部局の長は、基本方針及び事務処理方針に基づき、その所管する事務・事業に関し、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費及び債務負担行為の見積りに関する書類(以下「予算見積書」という。)を作成し、企画部長に提出しなければならない。
2 歳入歳出予算に係る予算見積書は、経常経費(事務・事業対象の増に伴う必然的経費を含む。)と臨時経費に区分しなければならない。
3 予算見積書は、次に掲げる事項を具備しなければならない。
一 事務・事業の概要、経費及び計画
二 経費の算定基礎及び財源内訳
三 見積りの基礎となつた法令又は通達等の根拠
四 過去の事務・事業の実績
五 前各号に掲げるもののほか、企画部長が必要とする事項
●ステップ4:企画部長「予算原案」作成(①予算見積書の内容を調査検討し、その意見を聴いて作成、②副区長の審査・調整) → 区長に提出 → 区長が決定 → 区長決定後、企画部長が、各部長に通知
(原案の作成)
第九条 企画部長は、各部局の長から提出された予算見積書の内容を調査検討し、その意見を聴いて、予算原案を作成の上、区長に提出しなければならない。
(副区長の調整及び予算の決定)
第十条 企画部長は、前条の規定により予算原案を区長に提出しようとするときは、副区長の審査を受け、その調整を経なければならない。
2 企画部長は、予算原案に関し区長の決定があつたときは、これを直ちに各部局の長に通知しなければならない。
●ステップ5:各部長 予算の「説明資料」作成 → 企画部長に提出 → 企画部長「予算説明書」作成 → 区長に提出
(予算説明書)
第十一条 各部局の長は、前条第二項の規定による通知があつたときは、別に定める期日、方法により予算の説明資料を作成し、企画部長に提出しなければならない。
2 企画部長は、前項に規定する資料に基づき、地方自治法施行令(昭和二十二年政令第十六号)第百四十四条に規定する予算説明書を作成し、区長に提出しなければならない。
●ステップ6: 予算の議決 → 企画部長が議決書を各部長に通知
(予算の通知)
第十二条 予算が成立したときは、企画部長は、直ちに各部局の長に科目、金額、内容等を通知しなければならない。この場合において、予算の議決書の送付をもつてこれに代えることができる。
●ステップ7: 補正予算
一 各部局の所管に係る事務・事業で、法令上義務に属する経費の不足を補うほか、予算調製後に生じた事由に基づき特に必要となつた経費の支出又は債務の負担を行うため、既定の予算に必要な追加を行う場合
二 予算調製後に生じた事由に基づいて、既定の予算に追加以外の変更を加える場合
**********自治体予算のリアル*********
*******例規集 該当箇所抜粋********
<新型コロナウイルスの感染状況について>
●国も都も入院減少中。
●都の救急車のひっ迫状況(東京ルール適用件数)も緩和の方向へ。
●都の二けた⇒200台⇒100~200台⇒9/9感染状況をランク3(最大4から一つ下へ)へ下げる。9/20~二けたへ⇒9/24~200人近く以上
9/9分析→この日の分析により、東京都の感染状況が最大警戒レベルから一つランク下へ、「感染が拡大しつつあると思われる/感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」。
*小坂クリニック:だ液PCR検査、自費(1万円税込み)での実施について https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/aa8162215cbecc319043cedcdf81d9eb
*********動き******
10/2(金) 厚労省専門部会 コロナワクチン全額、国負担
10/1(木)東京都iCDC発足
9/29(火)世界の死者数100万人を超える。
9/24(木)国の専門家会議、都のモニタリング会議開催。
9/10(木)国の専門家会議 指定感染症からはずす???
都のモニタリング会議→感染状況のランクを最高レベルから、ひとつ下げた。
9/2(水)国の専門家組織 会合
8/28(金)安倍首相、辞任の意向を表明
8/27(木)東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議(第36回)
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/1011491.html
8/24(月)分科会
8/21(金)第6回分科会 資料:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/corona6.pdf
ワクチン部分の抜粋:新型コロナウイルス予防ワクチンの検討状況、国の第6回分科会2020.8.21資料より
8/19(水)都の総括コメント:
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/3024013b767e275acdb16ef9f4bebca3
8/12(水)都の総括コメント:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/cfbf544b19c0f9db89c08fef6b32e4be
8/11(火)中央区300人台へ。
8/3(月)都が飲食店の10時閉店協力要請、感染者4万人へ。
2020年6月~7月末ごろまでのコロナ関連の主な動き
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【国】
●10/4(日) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13931.html
●10/3(土) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13927.html
【都】
●10/4(日) 新規+108、 入院+46
●10/3(土) 新規207、 入院-23
【中央区】9/4:400台へ。10/3:500台へ。
9/28(月)480(+3)、9/29(火)484(+4)、9/30(水)487(+3)、10/1(木)491(+4)、10/2(金)496(+5)、10/3(土)500(+4)
9/21(祝、月)459(+2)、9/22(祝、火)463(+4)、9/23(水)463(+0)、9/24(木)466(+3)、9/25(金)467(+1)、9/26(土)472(+5)、9/27(日)477(+5)
一週間合計+20
9/14(月)427(+5)9/15(火)433(+6)、9/16(水)435(+2)、9/17(木)440(+5)、9/18(金)445(+5)、9/19(土)454(+9)、9/20(日)457(+3)
一週間の合計+35
9/7(月)410(+2)、9/8(火)412(+2)、9/9(水)413(+1)、9/10(木)416(+3)、9/11(金)417(+1)、9/12(土)420(+3)、9/13(日)422(+2)
一週間の合計+14
8/31(月)389(+0)、9/1(火)394(+5)、9/2(水)395(+1)、9/3(木)398(+3)、9/4(金)401(+3)、9/5(土)402(+1)、9/6(日)408(+6)
一週間の合計+19
2020年4月~9月の中央区の感染者発生状況
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都 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/index.html
区別:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/
https://stopcovid19.codeforshinjuku.org/
厚労省 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202010.html
過去からの感染状況変化:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/0b0718a1a5b10c61267c4a3e75753917
子育て支援策の充実は、たとえ、コロナ禍で少ない財源でも行っていかねばならないことの一つです。
新内閣への要望が出されていますが(アンケートの属性は下の図表)、それはそのまま、国の予算と法律を生かして実現する地元自治体への要望でもあると認識しています。
*****朝日新聞2020.10.4******
来年度の予算編成は、国も、都も、そして中央区もたいへん難しい作業となります。
その過程を見える化し、一緒に考えていければと考えています。
中央区は、見える化の一つとして、「予算編成方針」を例年より早く打ちだし、作業をいち早く取り組んでいます。
****毎日新聞2020.10.4*****
国の編成作業:
世論を無理やり作り出してはならない。
賛成が多数あるかのようにするみせかけがなされたとすると大いに問題。
どのようにして、そのうそを見抜いていけばよいのだろうか。
******朝日新聞2020.20.02*******
独立・中立「学者の国会」日本学術会議への人事介入。日本が、おかしな方向へ進んでいます。
最も守らねばならない学問の自由が脅かされています。
残念でなりません。
●毎日新聞:任命拒否の理由を語らない菅首相の戦略 忖度使う国民支配への道 中島岳志氏が読む
*******任命拒否されたひとり、東大教授(政治思想史)宇野重規氏コメント******
(2020年10月2日 宇野重規)
******朝日新聞2020.10.11*******
*****朝日新聞2020.10.03***********
*********毎日新聞2020.10.5******