「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

インフルエンザ(主にA香港)大急増!!東京都中央区 第4週(1/23-1/29)の小児科関連感染症の流行状況 

2012-02-03 17:24:09 | 小児医療

 インフルエンザがさらに増加。流行のピークに近づいています。

 手洗い、うがい、マスク。
 人ごみは、できれば、避ける。
 部屋の換気と加湿。
 十分な栄養と休養。

 インフルエンザの一番の対策は予防接種。

 などなど、
 
 心がけてください。



 流行状況のサマリー



 インフルエンザがさらに急増中。


 インフルエンザのタイプは、A香港型。



 小児感染症の状況。

 

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土曜日恒例の築地市場を守る署名 明日2/4も実施、築地4丁目交差点 スタッフ募集

2012-02-03 14:28:11 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
土曜日恒例の築地市場を守る署名(東京都の移転候補地購入に関わる不法な支出292億円の返還を求める住民監査請求)、明日2/4も築地4丁目交差点で行います。

午前8時ごろ波除神社前で開始し、
午前9時ごろ築地4丁目交差点に移動します。
午後3時過ぎごろまで、がんばります。
おそらく晴れてくれるはず。

数百単位で集まっています。

署名お手伝いいただけるかたいらっしゃいませんでしょうか。
わずかの時間でも構いません。

皆様、ご協力の程どうかよろしくお願い申し上げます。
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後見制度の将来あるべき姿(私見):市民後見NPOの広がり及び地域誰でも市民後見サポーター

2012-02-03 10:51:56 | 医療
Ⅰ後見制度の沿革

 後見制度の節目は、以下の三つの年。

 2000年:後見制度 開始 
     *自己決定やノーマライゼーションが言われだした。
     *財産管理中心
     *後見人は、家族が中心

 2006年:介護保険法改正、高齢者虐待防止法に伴い、二つの大きな変革
     *介護の要、地域包括支援センターが公的に設置された。
     *権利擁護が打ち出される。この権利擁護と成年後見が強く結びついた。

 2011年:東日本大震災による震災遺児・孤児の問題、児童虐待の増加の二つの要因から、「未成年後見」の重要性にも焦点があたる。


Ⅱ後見制度の課題、「高い」「固い」「遅い」

 では、今後のあるべき後見制度の方向性とは?

 その前に現在の課題。

 後見制度は、今、「高い」「固い」「遅い」と言われている。

 「高い」弁護士などが後見を行うとその費用がかかる。
     家裁への申し立て4-5000円
     鑑定に5-10万円

 「固い」他人に「代理人」というものすごい権限を与えるゆえ、いたし方なし。

 「遅い」家裁の審判が出るのに半年かかったこともあった。今は、改善し、2-3ヶ月で半数が出るようになっている。


Ⅲ課題解決のための二つの改革検討の必要性

 上記課題を克服し、今後、後見制度は、誰でも、必要なときに安心して利用できる制度になるためには、以下、二点の改革のありかたが検討される余地がある。

 *生活保護として、今ある「生活扶助」「医療扶助」「住宅扶助」に告ぐもうひとつの形として、「後見扶助」

 *介護保険から、後見サービス利用を出せる仕組み


Ⅳ将来の後見制度のあるべき姿、私見


 以下、私見であるが、後見制度の将来の展望は、

 *市民後見NPO:家族による後見、弁護士/司法書士らプロによる後見ともうひとつの柱として(選択肢として)市民後見の広がり
 そのためには、市民後見(社会貢献型後見)がチームで責任を持っていく体制の整備、たとえば、NPOの形での後見サービスの提供がなされ、広がっていくことが必要と考えます。
 一人では、市民後見の荷が重過ぎます。
 現在、各地域で、社会福祉協議会らがバックアップの体制をひき、その相談支援を行っているところ。
 ただ、広がりを持たせるには、もう一段階の脱皮が必要と私は感じます。
 もちろん、社会福祉協議会と市民後見NPOとは、強い連携のもとやっていく点での変わりはございません。


 *市民後見サポーター:だれもが、市民後見人に頼まれればなれる程の、地域への普及
 現在、「認知症サポーター」の広がりがありますが、それに勝るとも劣らない広がり、なんらかの形ですべての地域のひとが、市民後見の基礎的知識をもてる環境づくりがなされるとよいと思います。
 その裾野の広がりがあれば、市民後見人にはならなくとも、逆に適切な形での被後見人となることができ、その方の、財産はもちろん、生活の安心、そのかたの尊厳までも最後の最後まで守られることになると信じています。


 
            
 
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良識ある国会議員の皆様に期待「原子力組織改革法案等の閣議決定に関する国会事故調委員長声明」

2012-02-03 09:57:22 | 地球環境問題

 国会事故調(国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)http://www.naiic.jp/ から、以下の委員長声明が、2012年2月2日に出されました。

「原子力組織改革法案等の閣議決定に関する国会事故調委員長声明」http://www.naiic.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/Seimei_20120202_ja.pdf





国会事故調委員長声明の配布先は、
・内閣総理大臣
・衆議院議長
・参議院議長
・全衆議院議員
・全参議院議員

 国会議員の皆様が、真摯に受け止められ、適切な対応がなされますことを期待いたします。

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