子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

もう秋

2006-09-13 15:32:51 | 雑記
9月も中旬になり今週は急に涼しくなりました。
8月中旬から9月の中旬にかけて、小児科は1年間で一番落ち着いている(暇?)な時期です。
なんとなく話題もないままブログも更新せず、ここまで来てしまいました。

最近少し多い感染症は、マイコプラズマによる肺炎です。
比較的元気なわりに熱が続き咳が多いといった時に疑う必要があります。
熱も、昼に下がるけれど夜になると上がってしまうというパターンが多いようです。
通常は学童期に多い感染症ですが、今年は幼児期の患者さんも多い印象があります。

これから冬に向けていろいろな風邪が増えてきます。
乳幼児ではRSウイルスによる風邪が増えてきます。
熱だけでなく咳、ゼーゼー(喘鳴)が特徴敵な症状で、呼吸器の症状のために入院が必要になることもあります。
大人も、かかると咳がなかなか治まらないことがあります。

ありふれたことですが、規則正しい生活と食事、手洗い・うがいなど予防に心掛けましょう。

また、風邪にかかってしまったら無理せず十分い休養をとり、同時に周りに人にうつさないよう十分注意しましょう。