夕方の習慣で、波止場に出て海を見下ろしている時、頭にショックを感じ頭が涼しくなりました。一瞬のことです。頭に手をやるとパンダナがありません。見上げるとトンビが足になにやら、良く見ると今まで頭にあったパンダナです。トンビを目で追っていると電柱の天辺で一休み。電柱のしたまでいくと、トンビが獲物を取るとカラスがちょっかいを出すのが常で、パンダナを掴んだまま海の上で空中戦が始まりました。しばし目で追っかけましたが、沖合いでパンダナを放棄、気に入ったパンダナでしたので残念です。鳥の糞が頭に落ち風呂で洗髪する時に気がつくことはしばしばありますが、帽子にあらずパンダナを取られた事は初めてです。鷹の爪での傷が無いだけ儲け物と考えて諦めますか。この事象は『トンビにあぶらげ』って言っていいのか悪いのか。
また増えました。お金や借金ではありません。逆に見ると一つ減りました。67歳と言えば判るでしょう。あの時これをやっとけば(転職,勉学,趣味や女房には内緒ですが結婚前の恋愛『不倫ではありません』)と悔いの残る人生でもありますが、考えてみれば分相応の生活であった様な気がします。現役(会社勤め)の頃の神仏との触れあいは初詣や観光の対象でしかありませんでしたが、田舎に帰って神仏に触れる機会も増え、心のよりどころを得た様な気もします。先祖や故郷のありがたさをかみ締めるこの頃です。