映画とワンピースのこでまり日記

映画の感想と月曜日にはワンピースのネタばれ更新中~♪
簡単な内容ですが映画の感想もボチボチ更新していきます。

●おくりびと(69)

2008-09-17 | 映画・DVD  あ行


’08 日本 130分
監督・・・滝田洋二郎
出演・・・本木雅弘 広末涼子 山崎勉 余貴美子 吉行和子 笹野高史 杉本哲太 峰岸徹 山田辰夫 橘ユキコ



所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。 





「納棺師」という仕事、知りませんでした。
こういう仕事って、東京にもまだあるんでしょうか? 田舎だから残ってるのかな?と。
自分の母親は病院で亡くなってそのまま葬儀場で葬式をしたんですけど、
納棺の場面をみる機会なんてありませんでした。
病院から運び出されてから次に対面したのは葬儀場で既にお棺に入ってたし・・・。
病院で亡くなって、家に一度戻ってくるなんて最近じゃ珍しいでしょうしね。
家にいるからこそこういう事が出来るのかな~、なんて思ったりもしました。


    

自分の身内の遺体を目の当たりにしているので、私は「遺体」に関して嫌悪感なんてものは全くないのですが、
この映画の中には、葬儀に係わる人達への偏見のようなものも描かれています。
一般的には、こういう人たちの方が多いんでしょうか?

    

ストーリーは静かに進行していきます。
でも決して「泣かせてやる~」的な映画ではなく、そこここにユーモアが散りばめられていて(特に前半は)結構笑っちゃいました。
話の展開はある意味ベタなところはありますが、静かな映画ですからこれでよかったんだと思います。

モックン・・・もうこんな呼び方では失礼ですね。
本木さん、良かったです。
納棺師としての仕事に誇りを持てるようになってから表情も引き締まり、
そのせいもあってか、彼の納棺の儀式は美しかったです。
こんな風に送り出してくれたら、故人も幸せだろうなー、と思いました。
初めはこの仕事に反対していた妻の美香も彼の仕事ぶりを見て、それを理解してくれるようになっていきます。

山崎勉、笹野高史、余貴美子など周りを取り巻く俳優陣もベテラン揃いで、安心して見ていられました。

    


映画のテーマのせいもあってか、劇場内はかなり平均年齢が高くて・・・。
私でさえ平均年齢を下げてた側ですからっ!(キッパリ
だから劇場内、四六時中あちらこちらで話し声がするし、携帯は鳴るわで、
映画館での鑑賞・・・というより、どこかの公民館での鑑賞のような雰囲気でした。
さらに、笑いのツボが私たちとは違うらしく・・・
銭湯のおばさんが荼毘に付される場面で、笹野さんが「私燃やすの得意ですから」って言った場面や、
大悟の父親のため、社長が「一番いい棺桶を持って行け」いう場面で大爆笑・・・!
「ここってしんみりする場面じゃないのぉ?」とちょっと不思議でした


わざわざ映画館で見る事もないとは思いますが、
DVDになってからでも、ぜひ一度は見て欲しい映画です。


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8 コメント

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平均年齢 (Any)
2008-09-17 21:43:55
こでまりさん、こんばんは♪
私が観た時も平均年齢が高かったですね~
御夫婦で来られている方も多かった様に思います。
それより、隣の方が前半イチイチ解説を入れるのには参りました。
そして同じく笑いのツボも違ってて
せっかくのしんみりシーンが台無しに・・^^;

こでまりさんも書かれていますが、
もっくんの納棺の儀は崇高にも感じ取れ、
何たって所作が美しかったですね~
おむつしたモデルの時とはエライ違いだわ(笑)
笑いあり涙あり、かと言って押しつけがましさは無く、
個人的にはお気に入り邦画の一作となりました
確かに~ (こでまり)
2008-09-18 21:06:11
 Anyさん、こんにちは!TB&コメントありがとうございます♪

やっぱり平均年齢高かったですかぁ~!
こちらも夫婦連れそって・・・っていう方、多かったです。
同じような年齢の人が集まってしまうと怖いモンなしなんでしょうかね~
上映中もあちこちでおしゃべりし放題でしたわ・・・

Anyさんに言われるまでおむつ姿、忘れてました・・・
笑うのも申し訳ないような姿でしたねぇ、あれは・・・
その後のキリッとした姿を見て、そういう姿は頭の中から吹き飛んじゃってました。

私もこの映画は、ここ数年の中で一番のお気に入りになりました。
こんばんは (なな)
2008-10-07 00:42:40
おお,こでまりさんが邦画って珍しい!
でもこれは話題作だけあってよかったですよ~
私の町にはかえって田舎だからか,納棺師などどいうお仕事は聞いたことないな~
納棺は,葬儀屋と家族で済ませるし,死化粧も家族や看護師さんがやります・・・
だから,モックンのあの美しい所作はとっても新鮮で
見とれてしまいました。
あれが見れただけでも価値あったわ・・・
観客は年配が多いですよね~
私も平均年齢を下げてたクチでしたわ。
でしょ?(笑) (こでまり)
2008-10-08 22:56:35
 ななさん、こんにちは!TB&コメントありがとうございます♪

よっぽど映画のテーマにひかれるか、好きな俳優が出てないと邦画は見ないのですが、
これはテーマにひかれました。

ななさんのところは、納棺師がいなくても遺族がお化粧したりしてあげられるんですね。
私の時はそれさえもなかったので、映画を見た後に思い起こすと、
それくらいはしてあげたかったなぁー、なんて思いました。

映画の納棺の儀式は崇高で、死んだ人をきちんと送り出してあげる、という心が込もったものでした。
あれを見たら、だれでも心穏やかに送り出してあげられそうな気がします。
崇高で温かな儀式 (メル)
2009-04-09 01:41:53
およよ・・同じく私もあの”好きな棺桶持って行け”の言葉には泣けそうだったんですが・・・
笑いでしたか~(^_^;)
そこまで違っちゃうとちょっと・・ですよね。

あの納棺の儀式は、ほんとうに崇高でもあり
亡くなった人、それにそれを見送ってあげる人たちに優しくて、所作は美しく、あ~~こういう納棺の儀だといいなぁと思いました。
これまで自分が見てきた納棺の儀も、似たようなところもありましたが、ここまでじゃなかったなぁ~・・といろいろなことを思い出したりもしました。

日本人の細やかな心遣いとか、死に対する気持ちとかも現れてて、これが海外に評価されたのは嬉しいなって思いました。
ツボ (こでまり)
2009-04-09 23:31:13
 メルさんへ♪TB&コメントありがとうございます♪

人生の先輩方は、笑うツボが違うようで、
見終わった時には、もうちょっとしんみり見たかったなぁ・・・なんて思ったりしました。
メルさんは納棺の儀を見られたことがあるんですねー。
私は自分の母親の時しか知らないので、この映画を見るまで、
本来はこういう風にして納棺されなんて事も知りませんでした。
自分の大事な人を見送る時が来たら、こういうふうにしてあげたいなぁ、と思ったけれど、
葬儀屋さんに頼めばいいのかしら?なんて今から心配したりして・・・
でもこの映画のお陰で「納棺師」という仕事が注目されて、
仕事の依頼も増えてるかもしれませんね。
こんにちは~♪ (由香)
2009-10-09 09:06:34
先日地上波で観ました~^^
で、今頃のこのこ感想をアップしました。

私もこれはいい映画だなぁ~とは思ったのですが、どうも好みとは言えなくて、、、
特に広末さんの言った「汚らわしい」の一言がいつまでも引っ掛かっちゃいました~
私も・・・ (こでまり)
2009-10-12 13:41:11
 由香さん、こんにちは!TB&コメントありがとうございます♪

私も「汚らわしい」には「なんで?」という思いがしました。
遺体を扱う仕事がそういう感情を持たれてしまう事が理解できないというか・・・。
でも本木さんの所作は美しかったですよね。
そういう感情をもし持ってる人がいたら、これを見て少しでも感情の変化があったらなー、と思いました。

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