映画とワンピースのこでまり日記

映画の感想と月曜日にはワンピースのネタばれ更新中~♪
簡単な内容ですが映画の感想もボチボチ更新していきます。

□処刑者たち / グレッグ・ハーウィッツ著

2007-11-25 | 


「重要なのはなにが真実かではなく、なにを証明できるか」



極めて優秀な戦闘員として数々の修羅場をくぐり抜けてきたティムだったが、娘の死はこれまでにない衝撃だった。妻ドレイとのあいだもギクシャクし、仕事も辞めてしまう。事件の真相を知るために参加した謎の秘密組織「委員会」では、メンバーの期待どおり見事な“処刑”を実行してみせたが、ティムは容赦ない処刑宣告にどうしても馴染めず、組織とは距離を置いて独自の捜査をすることを決心する。一方、ドレイもまた警察官の立場をいかして、少しずつ娘の死の真相に迫っていた―そしてふたつの捜査線が交錯したとき、思いがけない真実が明らかに!(Amazonより)



      こんな続きの表紙になっています。


『大物作家がこぞって絶賛するジェットコースター・サスペンス!』
『怒涛の展開でラストまで一気読み必至!』
こういう紹介文を見ると、買わずにおれない私・・・
それが殺人事件絡みだと、まぁ間違いなく買ってると思う。この本もそうでした。


娘の誕生日のサプライズ・パーティーを準備していたところにもたらされた知らせは、
娘がレイプされ、バラバラに刻まれて見つかったというもの・・・。
話はここから始まっています。
一人娘を失った夫婦の喪失感の心理描写は胸が詰まってしまう場面も多く、こちらまでどん底まで落ちてしまった気分・・・。
そして寄り添いたくてもそれが出来ない夫婦の関係が実によく書かれています。

犯人はすぐに捕まるのですが、なんとかって言う権利宣言を犯人は聞く状態ではなかったという事で、
証拠があるにもかかわらず、無実となってしまう・・・。
日本の警察の現場ではどうなっているのかわからないけど、アメリカはややこしい・・・
逮捕するのに権利宣言、事情を聞くのに○○、あれをしてないからこれは証拠として扱えない云々・・・。
明らかな証拠がそこにあるのにそれが認められないなんて、遺族にとって耐え難いことです。

そんな時、《委員会》の一人がティムに近づいて来る。
《委員会》のメンバーは、全員が過去に家族を殺され、その犯人が法律の穴をくぐり抜けて無罪になったという経験を持っています。
そしてティムはその仲間に誘われる。

結局ティムは《委員会》に参加する事になるのだけれど、ここで「ん?」と思うことが・・・。
いつもは冷静沈着で何をするにも考えて行動するティムなのに、《委員会》へ参加すると決意するのが安易過ぎるのよ。
「え・・もう決めちゃうの?」って感じで・・・。
娘を殺害された怒りや悲しみが思考回路を狂わせてしまったのか・・・?
ここで「安易に参加した」という思いがその後ずーっと頭に残っていて、後半ティムにいろんな事が起こっても「ほらーっ!」って感じ。

それでもティムが娘の殺害の真相を知ってから、その関係者を追いつめていくさまはノンストップで読むことが出来ました。
ラストは一応まるく収まってはいるものの、ティムは自分が憎んだ法律の穴によって救われる(真の意味での救いではないけれど)ことに。
皮肉を込めてこういうラストにしたかったのかな?とも思えます。

著者はティムを主人公に、あと3作書いているのだとか。(日本未翻訳)
ティムのその後も気になります。

著者紹介の欄に、

 「この本は映画化が決定されていて、ティム役にはキアヌ・リーブスのなが挙がっている」

とある。
(そういえば雑誌で警官の制服を着たキアヌを見た気が・・・違う映画かな・・・)
読み始める前に知っていたので、キアヌのイメージで読んでみたけど、
どーもイメージが合わん・・・ もっと泥臭い方が・・・(失礼っ!)
マーク・ウォールバーグなんてどう? 「極大射程」のキャラとも似てるしさ。
「ボーン・アルティメイタム」を見たばっかりで、マットもどう?とも思ったけど、
娘を殺されて哀しみに暮れる姿が思い浮かばない・・・
私はキアヌloveだけど、これには出て欲しくないなぁ。


コメント (2)   この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは! (由香)
2007-11-26 18:28:45
お邪魔します♪
TB&コメントありがとうございました。
こでまりさんも同じような感想を持たれたようですね~
良かったぁ~私が気にし過ぎかな?と思ったのですが、やっぱりティムは安易に組織に加担しちゃいましたよねぇ~
あの組織も何だか考え方が偏り過ぎなのよ(汗)
アメリカでは、犯罪の種類も量も格段に多いですし、法によって罪を逃れる輩も想像以上に多いのでしょうから、『処刑人』の考え方が起こりがちなのは分かりますが・・・
正義って難しいですねぇ~

それにしても、キアヌにティム役は合わないですよね?
私はブラピあたりはどうかなぁ~と思います。
やっぱり感情表現に問題があるかしら?(笑)
ティム (こでまり)
2007-11-27 20:11:39
 由香さん、こんにちは!TB&コメントありがとうございます♪

ティムは「委員会への参加」という部分においてのみ安易過ぎましたね。
それ以外は良かったのに・・・
委員会も、自分の為に処刑をするのはわかるけど、他人のことまで口出しするのはどう?って感じちゃった。
おっしゃるとおり、難しいですね。

キアヌはねぇ、ちょっと・・・
映画は話を変えてきてるってんだったら、もしかしたらありかもしれないけど、それでもね、不安です
ブラピかぁ~!やったら面白いかも!
でもレンジャーだった頃のブラピの姿が浮かんできません~~

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