先日、黄金町のことを書いたら・・なんだか急に高校時代のことを思い出しちゃいました。
１９８０年前後の横浜はまだ港町の臭いが濃く残っていました。
その後、三菱重工の工場が「みなとみらい地区」となり、米軍キャンプが「マイカル本牧」になり
マンションが林立・・・。 すっかりキレイに変わりました。埠頭へ引き込まれていた貨物線の線路も
全て無くなり、立入禁止だった埠頭もショッピングゾーンに・・。
根岸の米軍住宅が残っているのがせめてもの救いかな。
時代は変わっていくのだからいいのだけれど、「あの頃」はなんかアブナ楽しかったなぁ、と思うのです。
「オシロイババア」と言っていた「ヨコハマ・マリー」さんにも馬車道のユーリンファボリや高島屋でよく会いました。
正直言って怖かった。
友達と馬車道入口にあったカウンターだけのカフェ（バー）「珈琲屋」で買ったホットドックは美味かったなぁ。
けっこうデカくて、ピクルスの刻んだのが入ってて、銀色のアルミ紙に無骨に包まれたのをパクつきながら
馬車道辺りを歩いたもんです。「これがホンモノのホットドックか！」なんて思いながら・・。
そして今野アートサロン一階の喫茶店でお茶。 大人になった気分がしましたねぇ。オハズカシイ。
これらは全部無くなりました。それだけ時が経ったんですねぇ。
そーいえば、伊勢佐木町の１００円ラーメン・・どうなったんだろう？
あ～、改めてゆっくり里帰りしてこようかな。
西の神戸と同じように、浜っ子にもオカしなプライドがあって東京と一緒にされるのが嫌でした。
旅行に行ったときとかに「何処から来たの？東京？」と言われると「いえ、横浜です！」なんて言ったりして。
向こうから見れば東京も横浜も同じなのにねぇ。 今となってはハズカシイ。
でも、東京と何ら変わらない街となってしまった今の横浜・・
そんな屈折した郷土愛を若者に持たせてくれているのでしょうか？
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