浮気心で・・試しに新しい笛を入手しました。
篠笛でいう三本調子です。一般的な手の大きさではこれが限界でしょう。
従って、私にとってこれ以上低い音の横笛は望めない、と思うのです。
分かりやすいように龍笛と並べてみましたが、大きさがわかるかな？
材料が篠竹ではなく、真竹なので「真笛」（まこぶえ）というそうです。
まず、指孔の間隔が広くって押さえるのが大変です。正直言って一番下の孔は
押さえられません。でも押さえられなくても演奏には影響ないようなので
ここは潔く・・無理して押さえるのはヤメました。
それでも右手薬指がなかなか押さえられません・・・。
なかなかシブイいい低音が鳴ります。でもまだまだ管が鳴っている感じがしません。
吹き込み方が悪いんでしょう。吹き口が龍笛に比べて随分と小さいので龍笛のように
幅広い息を強く吹き込んじゃうと音がひっくり返っちゃいます。
かなり細い息をやさしく吹き込んであげないといけないみたいです。それでいて息圧もないと
いい響きの音が出せないので・・なかなか難しい。管も太いので想像以上に息も消費します。
こうして写真を見ると、日本版「フルートとピッコロ」って感じですね。
同じ横笛でも随分と違うもんです。
こんなことしてて、肝心の龍笛が吹けなくなっても困るんですが・・・。
やめられません。
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