隊長の手引

2007年08月23日 23時40分48秒 | Weblog
創始者ベーデンパウエルの著書「AIDS TO SCOUTMASTERSHIP」(隊長の手引)が日本連盟から50年ぶりに新訳として発行されている。
BPがこの本を書いたのは、1920年。第一回世界ジャンボリーが行われた年である。
当然、80有余年も前の話であるから、現代とのギャップは致し方ないものはあるが、基本理念は永遠である。
すなわち、よい隊長になるには何でも知っているという多芸多才な人ではなく、ただBOY-MANになることができればよいと言っている。
さらにBPは、「隊長の仕事は、ゴルフや長い柄の鎌を使う草刈りやフライフィッシングのようなものだ。「力む」とうまくいかない。気楽におざなりにスイングするような程度でも駄目だ。でもスイングはしなければならない。じっと立っているだけでは何の役にも立たない。進むか、休むかいずれである。さあ、進もう、微笑を浮かべて・・・」と記している。
そんな気持ちでスカウトたちと接していたいものである。