映画「メイ・ディセンバー ゆれる真実」を観ました。オスカー女優のナタリー・ポートマンとジュリアン・
ムーアのビッグスター共演の作品です、とても魅力的な二人であり観る事にしました。
タイトルのメイ・ディセンバーは英語では歳の差のあるカップルを揶揄する表現で慣用句との事です。そして
アメリカ人なら誰でも知っている事件との事です。1996年に実際にあった「メイ・ディセンバー事件」で、
当時36歳のグレイシーはアルバイト先で出会った13歳の少年と情事におよび児童レイプの罪で実刑となる、
少年の子供を獄中で出産し刑期を終え二人は結婚したという衝撃の事件です。
女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)は次回作であるこの事件の役作りのためグレイシー(ジュリアン
・ムーア)の家を訪れる、グレイシーや子供達に取材をする。グレイシー本人や家族と深い関係となる、映画は
この事件を背景にエリザベスとグレイシーとこの家族それぞれの人間性を見つめストーリーは展開します。
観ていて共感は出来ず内容も理解が出来ません、まったくの別世界でありアメリカという国で生活をしていない
のでより距離間があり判らない事だらけでした。音楽も音が大きくストーリーに反しています、音楽は映像に寄
り添うとなるのですが・・・。蝶々が何回もカットインしたりラストには私が大嫌いなヘビをエリザベスが持っ
ていました、とても見ていられませんヘビの登場だけはやめて欲しいです。購入したパンフレットを読むとそれ
ぞれの意味が書いてありますが、今回はパンフレットを読まないとこの映画の理解は難しいと思いました。
「メイ・ディセンバー」のパンフレットとチラシ。
映画「レオン」のパンフレット。素晴らしい作品でした。
公開1981年。監督リュック・ベンソン、出演ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン。
ナタリーはこの作品でデビューし2,000人の候補からマチルダ役に選ばれた、12歳でした。
産まれは1981年6月9日なので今は43歳となります。
映画館の売店にあったキネマ旬報とキネマ旬報の100年の本がありました。
近くの書店で2冊共に購入しました、キネマ旬報の100年は3,300円で400頁
もあり読み応えがあります。映画ファンであれば購入すべきと思います。