イタリアのエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)は妻のラウラ(ペネロペ・クロス)と共に
フェラーリ社を設立した。舞台は1957年の4ヶ月間の夫婦の生活と愛人のリナと息子ピエロの人間
模様と高級車のフェラーリを中心に物語は進みます。ラウラとフェラーリの夫婦生活は破綻していてそ
のやり取りには驚きです、観ていて不快感がありました。撮影もアップが多数あり大きなスクリーンに
は観難くこれも不快感を感じました、困ったものです。
主役はアダム・ドライバーですが始めは判りませんでした、59歳のエンツォを演じる為に、ドライ
バーは毎日2時間の以上のヘアメイクをしたそうです。グレーの髪でいつものドライバーではありませ
ん、独特な役柄を演じているので暫くは気が付かなかったとなります。
1950年代の古い型の何とも言えない丸いスポーツカーはとても魅力的です、後半はミッレリアと
言う北イタリアの公道を1000マイルを走行するレースとなります。とても迫力があります、ラスト
には事故がありリアルなシーンがありました、実際にあったそうです。
「フェラーリ」のパンフレットとチラシ。
ミッレリアのレースに出たフェラーリ車、右はドライバー。