今日から公開の「ロストケア」を観ました。重く辛く衝撃的な内容の作品でした。
介護士の斯波(松山ケンイチ)は42人の高齢者を殺害した、斯波を捜査する検事の大友
(長澤まさみ)を通して今の高齢者の介護の厳しい現状が判って来る。
観ていて余りにも厳しい現実である高齢者の姿を知り見る事がスクリーン越しに展開する、
観ていて途中で気分が悪くなるシーンが多々ある、観ていられず足元を見てしまった。
長い映画人生で衝撃作を観て体調が悪くなった経験はあります、この作品もそうです。
私自身もいずれは介護される身になるのかと思うと気持ちは強く落ち込みました。
今年の作品で記憶に残る一本と思います、観るのであれば心の準備をし覚悟が必要です。
エッ・・・ジャズ・シンガーの綾戸千恵が出でいました、何故。彼女の母親は認知症
で介護をしていて今年94歳で亡くなったとの事です。それでなのでしょうか。
「ロストケア」のパンフレット。