5月4日は30周年の迎えるゴダイゴ再結成コンサートが東大寺大仏殿前で行われましたので、M子師匠と行って来ました。
まあ、コンサートの満足度は5段階で言うところの1(最悪)という感じでした。
たとえば、こういう記事がありました。
『 結成30周年を迎えた「ゴダイゴ」が4日、奈良・東大寺で特別ライブ「轟き」を行った。ユネスコ憲章発効60周年を記念したイベント「世界遺産劇場」の一環。全盛時のメンバーがヒット曲「ガンダーラ」、17日発売のシングル「MONKY MAGIC2006」など全23曲を熱唱した。
巨大な大仏様を背中に従え、タケカワユキヒデ(53)、ミッキー吉野(54)、トミー・スナイダー(53)、スティーヴ・フォックス(52)、浅野孝己(54)がステージに立った。タケカワは冒頭で「こんな素晴らしいところで再スタートが切れて、こんなにうれしいことはない。全員感動しています」と興奮気味に話した。
過去に大仏殿では渡辺貞夫、X―JAPAN、ボブ・ディランらがコンサートを行ったが、今回は聖武天皇千二百五十年御遠忌慶讃行事とあって、大仏様も特別に顔をのぞかせた。最後は3000人の観衆と「ガンダーラ」をコラボし、歴史的な一夜は終了。吉野は「バンドをつくった時の賞味期限は30年と思っていた。これから先は期限なしでやっていきたい」と誓った。
(デイリースポーツ) - 5月5日10時59分更新』
いつ、ガンダーラをコラボしたのかわからない・・・・・
はっきり言って観客は冷め切った状態というか盛り上がりに欠け、全員静かに座ったまま、寒空の下で震えていた、というのが現状でした。多分、熱烈ファンのみがハッスルしたんでしょうか?
一番最低であったのが、リード・ボーカルのタケカワユキヒデで、当日にボーカルをとった4人の中で圧倒的に下手で声も出ていず、音程をはずしまくっていたのです・・・・ 確かに調子も悪いし、体調も悪いのかもしれない。しかし、金を取り、プロのバンドとしてコンサートを行うのであれば、声がでなくても、それを補うくらいのパフォーマンスをするべきであり、それもできないのであれば、存在価値がないと思うのだ。たとえば、英国のJUDAS PRIESTのボーカルのロブ・ハルフォードなんかは、ある日声が出ない日があったときに、プロとして、観客をがっかりさせないように、それは凄まじい、パフォーマンスで自分の不調を補ったと聞く。タケカワ氏には見習ってほしいものだ。ちなみに後のボーカル・・・ ミッキー吉野は「Return to China」を歌い(はっきり言ってこれがこの日のハイライトでしょう。メドレーの中の一曲だったけど、圧巻でした)、あと、2曲ほどスティーヴ・フォックス、他に、サポートのキーボーディストの方がタケカワの部分を歌ったりかなりの面で貢献していました。ちょっと、タケカワ氏は恥を知ったほうがよいです。自分の体の状態が悪くて、いいパフォーマンスを見せれないのがわかっていたとしたら、それこそ無責任だし、そうでないなら、明らかにひどすぎる怠慢なんだから。
さて、また、ライブに戻って・・・
まあ、前半の10分は、上手く音が合わずにドラムとベース音しか聞こえない状態で危ない出足だったのだが、改善されて、演奏はよくなりました。最初から目立っていたのは12歳からプロ・ミュージシャンであったらしいトミー・スナイダー。すごく激しく叩いてましたね。そして、バークリー音楽大学組のスティーヴとミッキーは『流石』、という感じでしたね。そして、ギターの浅野さんも数曲でギターソロを披露してくださいました・・・・ つまり、タケカワ氏がコンサートをぶち壊しただけなんですね。
まあ、それはともかく、一番間抜けだったのが、実はアンコールの『ガンダーラ』なんです。日本語バージョンでなく、英語バージョンで歌っていたにもかかわらず・・・・さびだけが、『あいの~くに~(愛の国)、ガンダーラ~~』・・・・・ へ???? なぜそこだけ日本語??? すごく間抜けでした・・・・
ミッキー吉野サンの歌う「Return To China」がなかったら、最悪のところでしたが、この一曲で救われました。
やはり、ミッキー吉野がゴダイゴそのものですねえ・・・
ちなみに、再結成はオリジナルといいますが、オリジナルのドラマーは浅野良治さんなんで、オリジナルではなく、最盛期メンバーでの再結成といったほうが正しい!
タケカワが歳をとるにつれ声が出なくなっている事、
5月4日の奈良の夜なんて野外なんだから寒い事、
承知じゃなかったんですか?
ファンはそんな事百も承知で見に行ったと思います。
ミッキーのファンならミッキー個人のライブに
行けばいいんじゃないですか?
それじゃ客は呼べませんけどね!
タケカワがいてこそなんぼのものです。
とにかく楽しんでもらえなかった事はとても
残念だし悲しいです。
プロフェッショナルでないほうを恥じるべきでしょう。
しかし、超辛口なんで、読んでびっくりしましたが・・・(^^;;)。
まぁ、感想は人それぞれ、自分の言いたいことを書くのがブログですからね。
また遊びにいらしてください。
超甘な(笑)ライヴ・レポ、トラバさせていただきましたゆえ・・・。
ただ「観客は冷め切った状態」「盛り上がりに欠け、全員静かに座ったまま」というのは・・・。
他人がどう思ったかは、外見からはわからないものです。
黙ったまま、感動して泣いている人が何人もいましたよ。
でもゴダイゴ版「Return To China」を気に入ってもらえたようで良かったです。私もこの曲が大好きなので。
正直、ミッキーさんのソロ版しかご存じない方が聴いたら、イメージが崩れてしまうのではないかと、ちょっと心配だったんですよ。^_^;
ニャるけさん、泣いている人は猛烈なファンとかで、ゴダイゴを見るだけで泣ける人では?今回は、ゴダイゴのファンだけでなくUNESCOが金を補助しているライブなんで一般客も多いんですよ。どう考えても盛り上がってないし、声も聞こえてきたの数人だけでした。
ちなみに以前から、ミッキーのソロ版といいますが、あのreturn to Chinaもゴダイゴですよ。ミッキー吉野さんがライナー自分で書いてましたけど、MIKUNIでみんながゴダイゴを卒業して一人残された自分がゴダイゴを卒業するために書いた曲がこの曲だ、と。だからこれもゴダイゴだと思いますし、そう考えれば、彼自身がゴダイゴともいえますね。
>今回は、ゴダイゴのファンだけでなくUNESCOが金を補助しているライブなんで一般客も多いんですよ。
それなら、なおさら「全員」という表現はおかしいのではないですか?
様々な人たちが来ていたのですから、様々な反応があって当然です。
私も「RETURN OF GODIEGO」は持っていますよ。
ですが「RETURN TO CHINA」は、元々1994年にミッキーさんが「MICKEY吉野 of GODIEGO」という名義で出されたシングルの曲です。
ミッキーさんはこの曲への思い入れが強いので、敢えてゴダイゴのベストアルバムに入れたのでしょう。
また、この曲は「ゴダイゴ・シングル・コレクション」にも入っていますが、帯には
『ボーナス・トラック/ミッキー吉野ソロ・シングル「リターン・トゥ・チャイナ」』と
書かれています。
それに何より、1999年再結成時のアルバムに収録された「RETURN TO CHINA」と聞き比べてみると、
やはり1994年版はソロ、1999年版はゴダイゴにしか聴こえません。
1999年版はミッキーさんが最盛期のメンバーを使ってアレンジしたのだから当然でしょう。
(もちろんアルバムの名義は「GODIEGO」です)
ついでに言うと、本当のオリジナル・メンバーのドラムスは原田裕臣です。
「新創世紀」の殆どは彼の演奏です。トミーは3代目のドラマーですよ。
昔、黒柳徹子のやっていたベストテンの多分、一回限りの特番でゴダイゴが一時再結成されたときに聴いたのが出会いでしてね。それは1994年よりも前であったと思います。出来上がったすぐっぽいことをいってましたからね。GODIEGO名義にするかソロ名義にするか悩んでいたのかもしれないし、レコード会社の要請であったのかもしれないのでなんともいえないですがね・・・・ 全員静かに座っていた・・・ 少なくとも立ち上がっている人をまったく見なかったんだから、間違いでもないと思いますけどね。まあ、こういうことは主観的な表現で、座っていた座席にもよりますしね。まあ、読む人が読めばそれくらいはわかると思うけどね。
それなら、「新創世紀」で原田氏が参加している曲は「ゴダイゴの曲ではない」と言うわけですか?
そこまで厳密に「ゴダイゴである時期」を考えるのなら、ザ・ベストテン同窓会で「RETURN TO CHINA」を演奏した時には
すでにゴダイゴは解散していたのだから、
それこそゴダイゴの曲ではおかしいでしょう。
基本的に年代的にゴダイゴには詳しくないので何ともいえないけど、MIKUNIのあとに、ミッキー以外の人がゴダイゴを去ったときに解散宣言をしたかどうか、ということになりますね。時々、一人のこされたときに看板だけ背負い続けてることがありますし、解散しても、基本的にミッキーがゴダイゴの名前を使える位置にあったと思われますから。まあ、これは世界を見てどのバンドでもよくあることです。まあ、いずれにせよ、ゴダイゴのアルバムに収録されているんでまあ、いいですが。ゴダイゴのアルバムで叩いていても、ゴダイゴという名前になる前にぬけているわけだから常識的に考えても、メンバーだった時期がないわけで、初代ドラムストはいえないでしょう。ただ、彼がロック界一のドラムスであり、そしてほとんど彼の音源が使われている、というのが事実であるだけで、これもまた世間的にもよくある話で、一般にそういう方はメンバーとしては考えられない。まあ、あなたはファンみたいなんで感情的にそうは思いたくないのだろうけど、それが現実。ゴダイゴになる前に彼が残していった置き土産です。