kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

郵政民営化法案否決に関して思う話

2005-08-08 23:29:57 | 時事雑記
生まれてからの都市部育ちで、今まで郵貯、簡保の個人的な利用経験なしとくれば、世論調査の大勢と同様、「もっとほかにやることあるだろ」というのが本音でして、そういう人間がコメントするのも何でありますが、一言二言。。

本件の要諦は、〒が集めたカネの流れを官から民へ、さらにそれを通じて財政再建への道筋をつけるものと認識しています。つまり経済政策の話であると。

以前のエントリでも触れたのですが、経済政策の話ってわかりにくいのですよ。
識者といわれる人の意見が180度違うんですから。

ですんで素人としては、識者の意見を見聞きしてどちらに理があるかを判断することも重要ではあるんですが、それを加味しても結局のところ、その政策を実行して描かれる世界、その政策論者が理想とする社会がどのようなものかを自分の価値観と照らし合わせて判断するしかないんですね。

その線で行くと、まことに困ったことに、私が理想とする世界に一番近いのはたぶん「亀井さん」という結果になってしまう。
見渡すとブロガーの中ではもう負け組決定。2chの経済板あたりでは構造改革派は劣勢だと思ったんですけどね。彼らはどこ行っちゃったのかなと。

“たぶん”と入れたのは、(経済政策以外の話になりますが)彼の外交スタンスがよくわからないからですが、郵政については、自身のHPで「何が何でも反対じゃない、状況を見て議論を」としています。

この「状況を見て」というのは経済政策としても一定の合理性があるものと思っていますが、どうもイメージ的にそう受け取られないところ、現法案でも見直しの機会はあるという点が彼の辛いところではありますね。

カネの流れを民に移すことで何が起こるのか、郵便局がコンビニになるとかそんな(たぶん)誰も望んでいないことではなくて、その点をもっと議論すべきだったと思います。
今のところの私には、カネの流れを変えたい派は民に過大な期待を抱きすぎであり、また官がなすべき役割はまだ多いように思えます。

一方でカネの話となれば、中堅企業の経営企画室員としては(個人としても)、理想は別にしたスタンスをとることになります。
選挙が行われるとのことですが(老人が多い自民党は猛暑の中、厳しいでしょうね)、地方の仕事をやるときってのは、どうしても政治家の動向を注視せざるを得ないわけでして、今回の件で厳しくなる候補者のいる地盤では、商売のやり方を変えることになるかもしれません(談合とかじゃないですよ、為念)。

マイナーな意見開陳となりましたが、本件についてはもともと関心が薄かったこともあり、不勉強は重々承知です。
選挙となれば、いろいろ意見を聞く機会も増えてくるでしょうから、気が向けばそのときにまた・・・とも思うのですが、選挙ならますます論者の描く理想の社会の話になりますね。
そうあるべきかとも思いますが。

でも死刑制度については、終身刑とセットでよく考えて欲しいですね。>亀井さん
本件がなければもっと議論の機運が高まるべき事件がありましたからね。
たぶん、死ななきゃ治らないですよ、アレは。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿