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－－－ 今日のコメント －－－
昨日のスカイプ会議では細川護熙元首相の都知事選出馬は無いとの情報に基づいて宇都宮健児氏を押すしかないのかなと考えていたが・・・
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今朝の朝日新聞によると、細川氏の側近談話で『五分五分』ということ。
と言うことは、後出しジャンケンで出馬するタイミングを計っているのだろう。
こうなると、脱原発候補として細川氏と宇都宮氏の調整が水面下で行われていると見るべきで、宇都宮氏がスンナリ引いて共産党も含めた脱原発勢力結集が出来るかどうかがポイントだろう。
細川氏が出馬すれば支援に廻ることを表明している小泉純一郎元首相と共産党は「水と油」の関係だが、脱原発の信念で垣根を乗り越えて欲しいと思う。
（以下、記事転載）
【細川元首相、都知事選候補に浮上 「脱原発」争点に】
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG187HX7G18UTFK00W.html
２３日告示、２月９日投開票の東京都知事選で、元首相の細川護熙（もりひろ）氏（７５）が候補者として浮上していることが８日分かった。同氏に近い関係者によると、「脱原発」を掲げ、小泉純一郎元首相との連携を模索しているという。数日中に最終的な判断をするとみられる。
細川氏に近い複数の関係者によると、細川氏は周囲に「立候補は五分五分だ。勝ち負けじゃない」などと立候補の可能性を示唆している。選挙に出た場合に備え、選挙事務所や資金などの準備はほぼ整えているという。
細川氏は、原発の再稼働や海外輸出を進める安倍政権を批判している。立候補した際には「脱原発」を最大の争点にする意向だ。このため、同じく「脱原発」を掲げる小泉氏との連携を重視。小泉氏からの支援を受けられるかどうか慎重に見極めている。
民主党は細川氏に立候補を働きかけており、立候補した際には支援に回ることを検討している。ただ、細川氏は立候補する場合は無所属で出る考えという。
細川氏は、参院議員、熊本県知事を経て１９９２年、日本新党を結成。９３年に日本新党や社会党、新生党、新党さきがけなど「非自民」８党派による連立政権の首相に就いた。９８年に政界を引退し、現在は陶芸家として活動している。
【２０１４東京都知事選】 候補者選び大詰め 自民、舛添氏に温度差 本命不在で苦悩、民主
http://www.47news.jp/47topics/e/249145.php
２３日告示の東京都知事選の候補者選びが大詰めを迎えている。 自民党は、立
候補に強い意欲を示す舛添要一（ますぞえ・よういち）元厚生労働相（６５）を軸に絞り込みを進めるが、支援に前向きな党執行部と、抵抗感が強い都連との間に温度差がある。民主党は細川護熙（ほそかわ・もりひろ）元首相（７５）ら打診した有力者から袖にされ、本命不在の現状に苦悩の色が濃い。
「なかなか候補者（選定）が難しい。２０２０年の東京五輪に向けて東京をしっかりと引っ張っていただける方が良い」。安倍晋三首相は７日夕、都内で開かれた新年互礼会で、人選の難しさを吐露した。
都知事選は無党派の動向が勝敗を左右する都市型選挙だけに高い知名度は必須条件だ。一方で、五輪や首都直下地震への備えなど行政能力も問われる。
自民党の石破茂幹事長は７日の記者会見で、舛添氏が立候補した場合に支援する可能性を問われ「都議会との関係がどうなるか議論を戦わせている」と胸の内を明かした。知名度と厚労相の経験を踏まえ「石破氏の意中の人は舛添氏」（党幹部）とされる。
ただ会見に先立ち、石破氏は都連会長の石原伸晃環境相から「都議団には舛添氏への拒否感が強い」とくぎを刺された。都連が抵抗するのは「猪瀬直樹前知事に似て世論を背に突っ走るタイプではないか」（ベテラン都議）との懸念があるためだ。
自民党が野党時代に新党を結成して除名された舛添氏への反発は党本部内にもある。脇雅史参院幹事長は会見で「除名された人だから、けじめが必要だ」と強調。党内には「党に頭を下げるのが支援の条件になる」（選対幹部）との指摘が出ている。
一方、民主党は党勢回復のきっかけにしようと独自候補の擁立を模索するが、意気込みは空回り気味だ。
海江田万里代表が白羽の矢を立てたのは、ニュースキャスターを務めて知名度がある鳥越俊太郎（とりごえ・しゅんたろう）氏（７３）だ。特定秘密保護法への反対姿勢などが党方針に合致するとの判断もあった。
だが鳥越氏は６日、家族の反対を理由に固辞し、幹部は「可能性は消えた」と肩を落とす。
細川元首相には、かつて率いた旧日本新党出身の関係者を通じて意向確認したが「そのつもりはない」と断られた。党幹部は「まだ元キャスターや女性ら３人に声を掛けている」とするが、展望は開けていない。
都連会長の松原仁国対委員長は７日、独自候補にはこだわらない姿勢を記者団に表明。その上で、舛添氏の名前を挙げ「選考基準をクリアしている」と秋波を送り、手詰まり感をにじませた。
日本維新の会は一時混乱した。石原慎太郎共同代表が７日、元航空幕僚長の田母神俊雄（たもがみ・としお）氏（６５）の立候補会見に同席。だが歴史認識などで保守色の濃い田母神氏への支援は「寝耳に水」（国会議員団幹部）で、会見直前になって「自主投票」を持ち回り執行役員会で慌てて決めた。共同代表の橋下徹大阪市長も記者団に「石原氏は個人として支援する」と火消しに回った。
共産、社民両党は前回も支援した前日弁連会長の宇都宮健児（うつのみや・けんじ）氏（６７）の推薦を決めている。
（共同通信）
【原発ゼロへ共闘 細川・小泉元首相「国民運動を」】
2013年11月12日
細川護熙（もりひろ）元首相（７５）は十一日、都内での本紙のインタビューで、安倍政権の原発再稼働路線を「犯罪的な行為だ」と批判し、「原発ゼロ」に向けた活動を国民的な運動に発展させたい考えを示した。講演会などで「原発ゼロ」を主張している小泉純一郎元首相（７１）と会談したことを明らかにし「目的を達成するまで、主張し続けていきたい」と述べた。国民的な人気のあった首相経験者二人が立場を鮮明にしたことで、脱原発運動に新たな局面がひらける可能性がある。
細川氏は、安倍政権の原発推進政策に関して「ごみの捨て場がないのに再稼働しようとするのは、理解できない。原発について、根本から問い直さなければいけない」と強調した。
「原発ゼロ」を目指す活動について「政局的な連携でない方が広がっていく。幕末も薩長土肥が攘夷（じょうい）で一致した」と、政党レベルではなく、国民運動として発展させていくべきだと訴えた。
小泉氏とは約一カ月前に会談した。具体的な会談の内容は明らかにしなかったものの、「核廃棄物の最終処分場がないのにもかかわらず、再稼働を進めることに反対なのは、小泉さんと同じだ」と述べた。
ただ、「政局レベルの話ではない」と、自らの政界復帰や小泉氏と脱原発新党を結成することは否定。「原発ゼロ」を訴えることで連携し、国民運動推進の一翼を担っていく考えを示した。
細川氏によると、会談は、フィンランドで建設中の核廃棄物最終処分場を視察した話を小泉氏から聞くために申し入れたという。小泉氏は十二日午後、都内の日本記者クラブで講演する。
細川氏は、安倍晋三首相が九月の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会で、東京電力福島第一原発事故の汚染水漏れ問題について「状況はコントロールされている」と発言したことについても「首相の言葉をどれだけの人が信じたか疑問だ」と批判した。
＜ほそかわ・もりひろ＞ １９３８年生まれ。上智大卒。新聞記者を経て参院議員（自民党）、熊本県知事を務めた後、９２年に日本新党を結成。９３年に衆院議員に当選、首相に就任したが、８カ月で辞任。９８年に政界引退し、神奈川県湯河原町を拠点に陶芸、ふすま絵などアーティストとして活躍。
（東京新聞）
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