南房総でkocchiが楽しむ自然との出会い!!

秋分・・・暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。これからは、徐々に夜が長くなっていく。「秋の夜長」(二十四節気)

晩春から初夏へ・・・海辺に咲いた花

2019-06-30 16:05:59 | みんなの花図鑑
穏やかな晩春から梅雨へ・・・そして初夏を迎える季節の移ろいを感じながら
花を咲かせている海辺の花々。

撮 影:勝浦市、海岸の浜辺・道沿いにて
撮影日:2019年5月〜6月中旬

カルポブロツス・キレンシス
別名:バクヤギク(莫耶菊)など
ハマミズナ科カルポブロツス属
多肉質の園芸種だった様ですが、野生化して浜辺の砂地を這う様に、春から晩秋まで
綺麗に咲き続けてくれる海辺の花です。





引き潮の勝浦湾内を望む砂浜の丘に咲いている花姿。




マツバギク(松葉菊)
別名:サボテンギク(仙人掌菊)など
ハマミズナ科ランプランサス属、デロスペルマ属
多肉質の細長い葉が付き、花は細い菊のような花びらを咲かせます。








ベビーサンローズ
別名:ハナツルソウ(花蔓草)、アプテニアなど
ハマミズナ科アプテニア属
こちらも多肉質で綺麗な緑色の葉が付き、濃い紅色の可愛い3センチ程の花びらです。








ハマナス(浜茄子)
別名:ハマナシ(浜梨)など
バラ科バラ属、落葉低木
海辺に咲く華やかな紅いバラ科独特の花びらが、海の青を背景に輝いていました。




同じバラ科ナシ属のナシに実が似ているのでハマナシ(浜梨)とも呼ばれ、ハマナシが
なまって「ハマナス」になったようですが、ナス科のトマトにソックリですネ。!!





ミヤコグサ(都草)
別名:エボシグサ(烏帽子草)、コガネバナ(黄金花)など
マメ科ミヤコグサ属
今では海岸や野原で見られますが、昔は京の都や奈良の都などの中心地近郊に多く見られ
たのでミヤコグサと呼ばれた、という説が多く一般的のようです。





鮮やかな黄色の可愛い花が1〜3個まとまって付いてますが、花の形が平安時代から
被られていた烏帽子(エボシ)に似ているので、別名『エボシ草』とも!!





ハマボッス(浜払子)
別名:ハマナシ(浜梨)など
サクラソウ科オカトラノオ属
海岸で咲く花の姿が、仏事に使うボッス(払子)に似ていることから名付けられ様です!!




海岸の岩場や砂浜で、小さな白花をたくさん咲かせていました。葉は少し肉厚の様です。




もう少しで初夏の陽射しが眩しく、海の輝きが増してきます・・・