こっちゃんポイント ★★★★
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1963年。羊放牧に雇われたイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は、ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで、ひと夏を過ごすことになった。移ろいやすい大自然のなかで助け合ううちに、深い絆を育てていくイニスとジャック。それが友情から愛情へと変化していくのに、時間はかからなかった。保守的な時代と閉鎖的な土地で、それぞれに妻と子供に恵まれながら、2人は20年もの長きに渡って、ひそかに愛を育んでいくのだが…。
(NTT-X store解説より抜粋)
コレも愛♪あれも愛♪たぶん愛♪きっとゲイ~♪、ということで。( ̄∀ ̄*)
ワイオミング州ブロークバック・マウンテンの雄大で美しい景色をバックに語られる男同士の恋物語。
ネチネチ、イジイジ感はあるものの、男女問わずこの映画で涙した人は多いと聞きます。
かくも見事な演出効果に心揺さぶられる作品。
これだってロマンスです。・・・認めたくない気持ちはドコかに残りますが。(>ω<)
悲恋だろうがハッピーエンドだろうが、普通 男同士の恋愛を描いてこんなに清々しくは行かないでしょう?
もっとイヤらしい方向へ走るか、
もしくは「ホレホレドーダ見ろ!」と言わんばかりに監督のアブノーマル嗜好で塗り固めるか。
当然、前者でも後者でも大半の観客はヒクわけで。(*_ _)。o○
ところがどうでしょ、このアン・リーという監督は。
見せ方が圧倒的に上手いじゃないですか!
さすが「グリーンデスティニー」の監督だけあります。
なんとも心ニクイ演出。
好き合った男同士が、美しい山々をバックに痴話喧嘩するシーンまで
しっかりと観客の心に刻み込んでしまうのですからね。
特に映像のあちこちに惜しみなく差し込まれるこの風景の美しさは圧巻!
もはや同じ地球上と思えないほどの美しい景色。目が眩むような”美”がここにあります。
この風景の美しさを的確に表現する言葉を、自分はまだ知りません。
それほど美しい・・・。
この映画「ブロークバック・マウンテン」には、切り取って額に入れたいようなシーンが山ほど登場します。
これを観るだけでも、もう十分価値ありでしょう。
アカデミー、ヴェネチア国際映画祭など数多くの受賞となった作品ですが、
これは賞に恥じない作品だと感じました。
こういうテーマを真面目に撮れる監督は本当に凄いと思うのであります。
しかもコレで泣かせるときてる!
次回アン・リー監督には、この調子でスプラッター・ホラーに挑戦して欲しいというのが個人的な希望です。
タイトルは「ブロークバック・オブ・ザ・デッド」でも「ブロークバック・プロジェクト」でも良いので、
絶対”ここ”で撮影して欲しいのです。美しい山々をバックにハラワタが飛び散る・・・みたいな。
それでも「スプラッターなのに泣けた」という声が上がると思うのですよ。
何だか例えはオカシイですが、
言いたいのは「この映画が、それほど演出上手だった」ということです。
この演出をもってすれば、ゲイだろうがホラーだろうが美しく見えるわけです。
どう?伝わった?(^-^; はは...
ともあれ、泣けた人の多くは、この話を男女の恋愛に置き換えた部分もあったのでしょうね。
もしくは「オトコガ好キダカダー」という事ではなく、「アンタだから好っきやねん」というこのスタイルに
ひとつの”純愛”の形を見出したのかもしれません。
でなければ、これほど多くの人の支持を得られなかったはず。
受け手にそう思わせること___。 これこそが作り手の目指す”演出の真髄”なのでしょうね。
【今日の一句】
「オラ、ゲイじゃないだ!」と言いつつ、ジェイクは一度オトコを買ってます...
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ショボイ一句で申し訳ございません。
スプラッターはたしかにどうかと思うんですけど
次の一手が見えない監督さんは大好きです。
期待したいところですね、本当に。
今年はkimionさんにお世話になりました。
また来年も宜しくお願いいたします。
どうぞ、良いお年を。^^
「今日の一句」というのが、しゃれていますね(笑)
アン・リー監督のスプラッタはあるかどうかわかりませんが、この監督は「ハルク」のような意表をつく作品を作る人ですからね。
期待しましょう!
おお。有言実行!(笑)
これは立派な不倫映画ですよ。
立派なって表現もおかしいですが。
環境によってオトコはみんなあーなっちゃうのでしょうか?
それを考えると夜も寝れなくなります。
▼くみょんさんへ
おお。純愛として受け止められたんですね。
さすが、純愛大使。
サントラはいいかもしれないね。
癒されるBGMでしたね~。
ブロークバックマウンテンで羊追いたくなるね。
うん。「あんただからーッ!」ってカンジで。
でもこれで泣かされる妻の気持ちはたまったもんじゃないですよね。
女性相手に浮気されるよりも実際ショックじゃないだろうか・・・?
yuuさんはダメだったみたいですね。
こっちゃんはマトモに感情移入せずに作りだけを楽しんだってトコでしょうか。
だからまずまずの感想でした。
やっぱmigさんだって美しいホラー観たいでしょ?(笑)
とか、
妻子がいるのにこれって不倫じゃない?
妻が気の毒~
とか、
いろいろ考えさせられちゃいました。。。
確かにテントのシーンは目が点になりましたが・・・
音楽が気に入りサントラ買っちゃいましたよ!
TBしますね。
演出がいいのね。
うん、楽しみ
確かにね~
yuuさんはこれだめだったんだよね、
こっちゃんはOKなのね☆
わたしは、、、まあまあ、かナ?
アンリー監督のスプラッターホラー?
観たいかも
あっはっは。
わざわざ訂正の記事までありがとうございます。
そうそう。ジェイクはまだあの時点では違いましたよね。
でも明らかに「その気」ムンムンでございました。
モーションかけたのもジェイクの方だし、
酒場でオトコに色目使うし。
この句はそんな感じを詠んだんです。(笑)
ヒースはそれに巻き込まれ、そして目覚めてしまったということかな。
ま、そんなこと分析したところで何だというわけではないのですが。
ええ。
▼ひよこさんへ
うんうん。
kinoさんも言ってたね。
これはゲイの話じゃなくて「不倫」の話だって。
そういう見方をするならば、ちょっと・・・ですよね。
こっちゃんはハナから自分の世界じゃないと割り切ったので、
心情的に深入りせずに作品自体の作りを楽しむことが出来たように思います。
演出上手のカントクにハメられたクチですね。
あはは...
賞賛の声が絶大なので、記事も書けなかった一羽ですが。
私もはまれなかった理由は、主人公たちが男であろうが女であろうが、不倫はいやだなーと思ったからだと思う。
しかし考えてみれば、そういう風に受け取った理由は、二人の恋愛を「男同士」だと思わず、普通の恋愛のようにみていたからだと思うので、やっぱり監督さんの演出はすごかったんだなーと感じますです。
監督賞は納得だと思う。
最初「おらゲイじゃないど!」とジェイクが言った時、
彼はまだオトコを買っておりませんでした。
そのあとですね。
失礼しました~。
最初にDVDで観て、その後日本に帰ったときに劇場観賞もしました。
2人の愛の深さに最後しみじみと泣けましたもの。
でもジェイク…確かにメキシコで男買ってたし、自分でもわかってたはずなのに、ウソつきましたね。
こっちゃん鋭いです
音楽も最高に気分を盛り上げてくれるのです。
TBさせてくださいね~。
「ゲイの水中花」って。
上手いこと言うなー。
いや、このグロイ関係をここまで美化する演出に
マイッタでござる。
ホラーにしたらどんなものか?と素直に思ったでござる。
ロマンスださ、これも。
そんなトキメかないんだけど。れろ~
▼ponponさんへ
あ、通りすがりにコメントまで頂きありがとうございます。
しかもこの映画のファンとのことで、
そんな方の目にこんなフザケた記事が目に留まってしまったことに
深く恐縮している次第です。
ごめんね。
「ゲイの水中花」のタイトルは↑のかずろぐさんのネーミングですが、
歌詞はまるっきり自分の思い付きです。
こんなコトばかり考えてるので、日頃からアホ扱いされてます。
そんなネタですが、気に入って下さったらどうぞお使い下さい。
ただし、その後のponponさんの評判がどうなるかは保証できません。(笑)
テーマはともかく、この映画の演出は気に入りました。
まさにアジアンテイストですね。
コメントありがとうございました。
▼mちゃんへ
そうなんだよ。観たんだよ。
mちゃんも結婚前に観てよ。
気持ち変わるかもよ。
隊長に走ったりして・・・ね。ぞわわっ!
▼はんなさんへ
あ!はんなさんも観たんですね。そっかー。
いや~。とにかく景色の綺麗さが素敵でしたね。
くまたんは、景色が綺麗すぎて醜い関係が余計に際立つと嘆いておりました。
ははは...。
麻呂さんのコメント、・・・ぽいね。
▼miyuぽんへ
そうそう。羊さんがスゴかった。
ビックリお宝映像ですよ。
あのシーン観てふわ~って気分になっちゃった。
後半、もう二人ともホモ以外に見えませんでしたね。
頬も赤く染まってるし。
▼choroさんへ
分かります。分かりますよ~。
choroさんは正常です。
それで良いと思いますよ~。
感覚的には受け入れがたいですよね。
でも景色は本当に綺麗だった。
そして二人の演技も、妙にナマナマしくて、ね。
それだけに「おうっ」とか「あふっ」とかさすがにキツイよなあ。
▼あんびるさんへ
問題だらけです。
男同士のカラミを12歳未満の男の子が見たらタイヘンなことになります。
「ママもオトコなの?」って聞いちゃいます。
だから・・・です。
後半、ちらっと残酷なシーンもショットで差し込まれてましたね。
▼にげらさんへ
おお。にげらさんは寛大なお人だ。
ぜひ観てよ。
色々思うと思います。
だからどーしろってコトでもないんだけど。
妙にリアルな関係がここにあったような気がしています。
▼ありばばさんへ
いや~。凄いのは凄いんですけど、その凄いにも色んな意味がありますので。
どうかなあ。
ある程度心構えをして鑑賞に臨んだ方がいいかも?
そんな映画。
なにしろゲイの話ですので。ええ。
▼kinoさんへ
確かに。ノリノリでした、二人。
ホンモノかと思いましたよ、一瞬。
ねぇ。
オトコ相手に浮気された奥さんのツラそうな顔。
ありゃコタえるよね~。
結婚したのが間違いだよ、二人とも。
あの裸でテントのまわりではしゃぐシーンね。
喜び過ぎです、二人とも。(笑)
同性愛映画っていうより 不倫映画って感じ・・・。
それにしても、2人とも、無防備に嬉しそうにしすぎ!
んんんー!
観たい!!
( ̄▽ ̄)
素直にみたいなーと思います。
もう、DVDになったの?
最近、レンタルやさんも行けないなーー。
ゲイのお話だから?
それとも暴力的なシーンがあるの?
これ結構気になっているのでレンタルで見ようと
思っているんですよね~♪
自分としてはいま一つ入り込めなかったんですよね~
単に好みの問題かな~
でも二人の演技はよかったよね。
ヒースはどんどん魅力的になって、「バットマン」のジョーカーが楽しみだわ~
TBしますね~
確かに記憶に残る美しい映像でしたね。
お2人の迫真の演技もステキでした(´∀`*)ウフフ
そうね、男女の恋愛に置き換えても同じようなことあるものね。
景色はよかったです。
「麻呂かぶ」さんのコメント、ホントの○イみたいですね
まぁ、男女間の恋愛に置き換えてみるって言うのが確かに普通の人の鑑賞方法ですよね。
私この映画が大好きなんですが、
コレも愛♪あれも愛♪たぶん愛♪きっとゲイ~♪
「ゲイの水中花」
がツボに入ってしまって~(笑)使わせてもらっていいですか?
演出はさすがでしたよね。アメリカ人の監督じゃ、こうはいかなかったでしょう。
でもこのアジア的静けさがわかって、USAで大ヒットしたってことが不思議です。アメリカ人も大味のでくのぼーさんばかりじゃないんですね。
さすがでございます。
この映画でホラーを作る方向に持って行くとは!
さすが、グロ好みのゲイ犬こちゃさんですなぁ。(・ω・)bグッ
まま、男同士と言っても描き方によっては美しいのでありんす。
これも「ロマンス」・・・だよね?
もう「プリティ・プリンセス」のイメージは残ってませんね。
ゲィ・・・こっちゃんもこの世界は理解出来ません。
だからご安心ください。(何を?)
ブロークバック・ホラーに一票ありがとうございます。
ね、yuuさんも清々しいスプラッター観たいでしょ?
私には理解の出来ない世界なので・・・
ただ 自然の美しさだけと言うことで(笑)
ブロークバック・オブ・ザ・デッドと
ブロークバック・プロジェクトに一票(笑)
ハサウェイちゃん 今度はプラダで本当の勝負です~