小部屋日記

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男たちの大和/YAMATO

2006-09-27 | ア行の映画

(2005/日本)【DVD】

華々しく散る・・・しかし男達の心は故里に、家族に、愛するものたちへの思いでいっぱいだった・・・
さきほど観た「出口のない海」と違い、派手な演出。
現代人には命をかけるほどの思いはあるのか・・・
世界最大と言われた戦艦大和の最後の出撃。
死を覚悟し、国を守るために闘い抜いた男たちの物語。
涙なしでは見られないです・・・



普段は戦争映画はあまり見ないのですが、つい先日「出口のない海」を観て、この作品に興味を覚えました。
16,17歳の身で少年兵たちは、「死を覚悟して参りました!」と上官に言う。
「まだ子どもなのに、死ぬということがどういうことなのか、わかってないだろう」と先輩達。
世界最大の戦艦大和を近くで見た時、彼らは嬉しさでいっぱいになる。
日本の誇り、沈没する事は決してない!と言い切る上官・・・

印象に残った言葉は死ぬ覚悟と生きる覚悟は生易しいことではないということ。
生きたいけど、死ぬことも本望・・・
今の時代に生きる私たちは想像がつかない時代。
でも本音も語られていて、負ける事はわかっているのに、無駄死にではないか。
われらの死は価値があるのか?ここが一番重要なことだと思いました。
負ける事が国を救うことだとも。


死二方用意というのは、故里に向かって母親、妻の名、子どもの名前を叫ぶのです。
「どうか、お元気で・・・」
涙が止まらなかったです。。

最後の上陸で家族と会い、もう帰らない人を見送る。
幼子をかかえた妻、泣き叫ぶ子供・・・
「死ぬんじゃないよ!」と母親は息子を強く抱きしめる・・・
みな覚悟が必要な時代だったのですね。別れの物語でもある。

そして昭和20年4月7日、大和は最後を迎えるのです。
戦闘シーンは、正直目をそむけてしまった。戦場は地獄、そして狂気。
人は単なる兵器になってしまう。恐ろしいこと。

生き残った人も、その後の人生に大きなトラウマとなっているのです。
生きることの苦悩・・・戦争というものはあとあとにまで、人生を支配してしまうのです。
極限状態の中、生きること、死ぬ事に真正面から向き合った男達。
すべては愛するものたちを守る為。
俳優たちもよかったです!
長渕剛のエンディングの曲でまた泣けました。

大切な人と一緒に見てほしい・・・そんな映画でもありました!

「男たちの大和」公式サイト

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8 Comments

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TBさせていただきました。 (トミー)
2006-09-28 22:28:59
こんばんは。



今の平和な日本がどれだけの人達の死を

礎にしてなりたっているのかを考えさせる

作品でしたね。



現在、終戦記念日がいつか知らない人が

増えてきているようです。



本作や「出口のない海」といった作品が

日本が戦争をしたことを知らない世代にとって

「戦争」や「平和」を考える端緒と

なってくれることを願います。

トミーさん! (アイマック)
2006-09-28 23:13:42
こんばんは~!

こちらこそ、ご訪問ありがとうございました!



>今の平和な日本がどれだけの人達の死を

>礎にしてなりたっているのかを考えさせる

>作品でしたね。



戦争を題材とした映画を続けてみたのですが、

あの時代に生きた人たちのことを思うと、

胸がいっぱいになります。



>現在、終戦記念日がいつか知らない人が

>増えてきているようです。



そうなのですか!!う~ん。。。

戦争の話は未来へ向けて語り継いでいくことが

我々の使命でもありますね。

この映画を見て、いつまでも平和であってほしいと強く願いますよ!

こんにちは♪ (テクテク)
2006-09-30 10:06:24
私からもTBを送らせて頂きました

この映画で、私が印象に残っているのは、

生きて帰ってきた兵士が、戦死した戦友の家族の元へ行き、

「生きて帰ってきて、すみません!」

と、土下座をするシーンでした

戦争で、お国の為に死ぬ事が名誉とされていた時代の、

なんとも悲しい姿…



平和な今の時代になっても、

当時を生き抜いてきた人たちの中では、

「戦友」という存在が特別であった事や、

極限の状況の中で生まれた固い絆があったからこそ、

あの場所への想いが強いのでしょうね

「出口のない海」もそうでしたが、

エンドロールではメロディと歌詞、歌声が心に染み渡り、

誰も席を立たないのが印象的でした
>こんにちは♪ (アイマック)
2006-09-30 23:36:43
テクテクさん、こんばんは!

いつもありがとう♪



>この映画で、私が印象に残っているのは、

>生きて帰ってきた兵士が、戦死した戦友の家族の元へ行き、

>「生きて帰ってきて、すみません!」



このシーンも泣けちゃったよ~

悔しくてね・・・

生きてかえってきた者の苦しみが伝わってきました。



>「戦友」という存在が特別であった事や、

>極限の状況の中で生まれた固い絆があったからこそ、

>あの場所への想いが強いのでしょうね



今までは、「戦友」は漠然とした言葉でしかわからなかったけど、この映画観て、特別なひびきというか

テクテクさんのいうように、絆を強く感じましたよ。



>エンドロールではメロディと歌詞、歌声が心に染み渡り、

>誰も席を立たないのが印象的でした



歌は涙が止まらなかったです~

席を立てないほどの感動だったのですね。

劇場で見たかったですよ。
こんにちは! (猫姫少佐現品限り)
2006-10-09 12:58:24
echo&コメ、ありがとうございました!

あたしは、あえて現在のシークエンスを持ってきたところに意味があると思いました。

2回目見た時は、鈴木京香さんの最後の敬礼に、涙が止まりませんでした。

またよろしくお願いしますね。
TB、ありがとうございました (mina)
2006-10-09 15:59:20
わたし、こういう戦争映画って、あまり観ないのです。悲惨だし、胸が苦しくなるから。

最後に観たのは、「蛍の墓」かな。

「ローレライ」「亡国のイージス」も戦争映画のようだけれど、これらは完全なフィクションだし、本当に悲惨な感じがしないから。

でも、大和は実話でしょう?

こういう実話に近い作品は、本当に観るのが辛い。

涙が止まらなかった。

戦争は嫌ですね。
>こんにちは! (アイマック)
2006-10-10 23:12:13
猫姫少佐現品限りさん、こんばんは♪

こちらこそ、ご訪問ありがとうございました!



61年たっていますが、戦争の記憶は語り継いでいくことが

我らの指名でもありますね。

私も鈴木京香さんの最後の敬礼は、熱いものを感じました。



また遊びにいかせてもらいますねー♪
minaさん! (アイマック)
2006-10-10 23:13:51
こんばんは!

こちらこそ、ご訪問ありがとうございました!



私も戦争映画はあまり好きではなくて。

「出口のない海」を観てから、ほかのブロガーさんがおすすめしてたんですよ。



>でも、大和は実話でしょう?

>こういう実話に近い作品は、本当に観るのが辛い。



真実の重みを感じますよね。

よけいに辛い・・・泣きっぱなしでした。

歴史をもう一度考えるいい映画だと思いました。

ほんとに戦争は二度と繰り返してはならないですね。

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