神戸で教える空手家のブログ

国際空手拳法連盟白蓮会館神戸支部のブログです。

協調を忘れず道場の和を計ること

2005-11-07 23:27:29 | 支部長日記
いよいよ今週が全日本大会です。

昨年の今頃は脛を痛めていて大会までに治るかどうかドキドキでした。

今年は審判と応援だけなので気持ち的には楽ですが、出場している2名の調子が気がかりです。

毎年、笑ってしまうほど強豪と対戦している神戸支部勢ですが、今年は珍しくトーナメントには恵まれているかもしれません。

神戸支部を開設してからジュニア、女子、新人戦はかなりの優勝者を輩出してきましたが、一般部の全日本大会入賞者は私が96年に準優勝して以来未だにいません(T_T)

私なんかよりセンスも将来性のある子もたくさんいたけど空手はやはり続けてナンボです。

だから空手道って道が付いているのだと思います。

そういう意味では今年出場の2名は仕事も家庭も両立させて頑張っている努力家なので、一つでも多く勝ってみんなのお手本になって欲しいと思います。

後は風邪とかひかないように体調管理には気をつけてください。

神戸支部全員でバックアップして精一杯応援しましょうね。

いつも話していることですが、試合は個人で戦う競技ですが、一人では決して強くはなれません。

稽古する道場があって、一緒に汗を流す仲間がいて、初めて成り立つものだと思います。

白蓮会館の道場訓の一つに『我々は協調を忘れず道場の和を計ること』という教えがあります。

私はこの言葉が大好きです。

だから自分ひとりで強くなったと勘違いしているような態度や自分以外の事には興味もないような人を見ると違和感を覚えますし、一緒に稽古したいとも思いません。

仲間が勝てば一緒に喜び、負ければ一緒に泣き、共に励ましあい、助けあって一生付き合える仲間を作ることの出来る道場を私は作りたいと思っています。

ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。