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硬式野球部優勝 35年前の優勝を知るOBが語る

2021-10-19 20:31:31 | ニュース
 10月5日、神戸大硬式野球部が、35年ぶりに近畿学生野球リーグで優勝した。35年前の優勝を選手として経験した河合洋OB会副会長(1987年・教育学部卒)が、35年前の優勝と今回の優勝を振り返った。<塚本光>


(写真:インタビューに応じる河合さん)

記者:前回の優勝時まではどのような雰囲気だったのでしょうか?
河合さん:1986年春、私が4回生の時に優勝しました。その2年前の秋のリーグ戦で神戸大学が優勝しているんですよ。なので、2年前の秋に優勝して、その翌年の1年間は優勝がなくて、3シーズンぶりの優勝で、私は4年間の間で2回優勝できました。
 この話だけをすると当時神戸大学がめちゃくちゃ強かったように聞こえるのですが、実はすごい波がありました。1984年の秋に優勝した次の年、私が3回生の時はあまり結果が良くなくて、3回生の秋のリーグ戦では最下位になって、2部リーグとの入れ替え戦に回ることになりました。その時2部リーグ優勝した奈良学園大学と戦うことになったんですけど、その当時、奈学大は創部して3部優勝、2部優勝していた状況で、プロに行った湯舟(元阪神)もいて、とても強かったです。その相手になんとか入れ替え戦で勝って、なんとか1部に残って次シーズン戦って、結果優勝したという感じで、とても波がありました。

記者:優勝したシーズンはどのような雰囲気でしたか?
河合さん:第1節の相手は大府大で、0ー5で完封負けして幸先は非常に悪かったです。第2戦も9回まで5ー8で負けていて、「これはまずいぞ」と、もう最下位は嫌だし、「この試合を勝って、秋に挽回をしよう」と9回にすごい掛け声を掛け合った途端にその9回に同点に追いついて、延長13回で逆転して勝利しました。この逆転勝ちをきっかけにその後は結構勝てて、4節目には優勝を決めることができました。
 チームとしては割と整っていたというか、ピッチャーも調子良かったし、打つ方も主軸が打てたし、毎試合ヒーローが入れ替わるような、色々な人が活躍できてすごくいいムードで戦えたリーグ戦でした。結果的にみんなのいいところが出て、優勝を決めることができました。万全な強いチームだったというわけでもなくて、9回に3点差で同点にも追いついたのも相手のエラーがきっかけだったり、勝負の運にも恵まれたかなと思います。
 この前学生の試合を久しぶりに見に行って、10月4日の試合で9回に同点ホームランで追いついて、その後ヒットが続いてサヨナラで勝利した試合を見たんですけど、35年前の負けをひっくり返して勝利したターニングポイントとなる試合を思い出させられたので、「これはいけるぞ」といういい流れができる瞬間を再度体験することができました。

記者:10月4日の試合を見てても、チームの雰囲気がとてもいいなという印象を受けたのですが、35年前の優勝の時もよかったですか?
河合さん:そうですね、とても雰囲気はよくて、みんなが活躍できたというところが良かったですね。9人固定でシーズンを戦うわけではなくて、代打で出た選手が活躍したり、そういう点は今のチームにも言えるのではないかなと思いました。35年前の雰囲気ににているなと思いました。

記者:現在OB会の副会長をされていると思うのですが、OB会どのように現役の支援をなさって要るのですか?
河合さん:一つは資金面で、現役の活動を支援しています。今野球をするのに連盟費も含めて500~600万円かかるのですが、半分以上はOBで支援しています。35年前は部費もなく、連盟費を出していただいてました。OBが現役を資金面で援助するのは現在も変わらずに続いています。現在も年間で数百万円を寄付金として集めて現役を支援しています。
 二つ目が人的支援というところで、監督、コーチはOB会の中から選出しています。監督がOBの代表としてチームを作っているというのも支援の一つかなと思います。ちなみにOB会の会員数は、実際に活動に参加してくださっているのは約700人くらいです。

記者:大勢いらっしゃるOBの皆様は、今回の優勝を受けて喜ばれていましたか?
河合さん:OB会のメーリングリストで最終戦の前に「最終戦で神戸が勝って、和歌山が負ければ優勝できる」という情報が共有されて、皆さんとても楽しみにしていました。
 2007年より下の代は、OBでラインのグループを作って、情報交換をしているグループもあって試合の近況を速報するサイトを見て、逐一誰かが試合の速報を共有して、盛り上がっていたそうです。それが5日の午前だったんですけど、みんな仕事に手がつかないという感じでした(笑)。優勝が決まったのが昼ごろでみんな「昼から仕事どころじゃないな」と喜んで盛り上がっていました。

記者:前回の優勝から今回の優勝まで、支援してきたOB会の皆様としてはどのような想いでしたか。
河合さん:自分たちがプレーしている立場ではないので、活躍しているところを今度は後輩が神宮でプレーしているところを見てみたいなという気持ちと優勝を味わってほしいなという気持ちで、我々の時は春ももう一つ壁があったんだけど、全国レベルの大会に神戸大学が出場しているという夢を見させて欲しいなとずっと思っています。今回も優勝=神宮ではないので、これからも勝って欲しいなと思います。なのでOBとしてはいつか神宮に出てプレーしているところを見たいという夢に対してOB会費を払っているというような気持ちです。

記者:改めて今回優勝されたことへの思いを教えてください。
河合さん:春のリーグ戦や去年の試合で1点差で負けるような試合が多くて、でも負けは負けで惜しかったで終わらせて欲しくないと思っていて、今シーズンになって4、5点取れるチームになってきたなと思って。OB会長の渡辺さんが試合を見ていて、「4、5点勝負の試合だから」とおっしゃっていて、これは神戸大学が4、5点取れるチームに成長してきたということで、打てるチームになってきたということと、ピッチャーがとてもいいというのと、走れる選手が多いなと思って、打てる投げれる走れる、これが良くなっていると思うので、このままの調子でいけば、いい試合ができるんじゃないかなと思います。

記者:現役部員へメッセージをお願いします。
河合さん:10月4日の試合を見ても勢いがあるので決定戦でもこの勢いを維持して、みんなができる限りのことをやって、力を発揮してぜひ勝利して欲しいと思います。神宮を目指して頑張ってほしい!




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