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ズラタン・リュビヤンキッチ、浦和退団

2018-12-13 22:28:46 | 浦和レッズ
今日は浦和関連で一つ動きがありました。浦和FW、ズラタン・リュビヤンキッチが退団することになりました。今季は負傷の影響もあって、ほとんど試合に出ていなかったので仕方ない面はありますが、プロの世界につきものとはいえ寂しい別れです。ズラタンといえば、ベルギーリーグのゲントから大宮アルディージャに移籍して、スロベニア代表のチームメイトであるノバコビッチと組んでいた時期がベストのように感じます。

長身のノバコビッチの周りを動いて、点も取れてアシストもできるズラタンは、理想的な補強と感じられたほどでした。184cmと、浦和の中では長身の部類になる高さも期待されていました。最初の頃は、ACLで過密日程だった浦和で、興梠と1トップを使い分ける起用がなされていました。相手がフィジカルの強い海外のチームならズラタン、国内のスピードあるDFが相手なら興梠と、補完関係の起用でした。

もっとも、ズラタンにも味方になってプレーを観察すれば、弱点も見えてきました。それは、ポストプレーを比較的苦手にしていることです。どうしても、味方の縦パスを待って受けたがるタイプなので、その前でカットされてからカウンターを食らうこともありました。そのため、興梠が動いてもらうようにプレーを改善したことで、このポジション争いは興梠優位に進むことになります。

それでも、ズラタンの武器はそのワンタッチプレーでした。味方のクロスに頭でちょっと合わせてのゴールを得意にしており、GWに行われたガンバ大阪戦で決勝点となるゴールも決めています。浦和に入ってからはスロベニア代表は引退したので、クラブでのプレーに専念してくれましたが、最近は34歳という年齢もあり、出番は減少していました。

ズラタンは浦和では数少ない、W杯で点を取っている選手です。2010年南アフリカW杯で1点取っています。インテル(イタリア)で活躍しているGKハンダノビッチとも代表でチームメイトとなるなど、世界にいろんなつながりを持っている選手です。それを生かして、是非とも第二の人生で成功して欲しいと願っています。

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