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右サイドハーフ(ベッカム)

2013-04-09 18:10:15 | ワールドサッカー
今夜は浦和のアウェイ全北戦ですが、私はBS日テレの録画放送が頼りで、映像を見られるのは早くて明日の夜です。そのため、今日と明日は穴埋めネタでご勘弁ください。

先週の欧州CL準々決勝でパリSGのボランチで37歳になった元イングランド代表、デビッド・ベッカムを久しぶりに見ることができました。2002年W杯のアイドルだったベッカムも既にベテランですが、売り物のサイドチェンジのロングキックの精度は健在でした。

私は幸運にも、W杯のイングランド対スウェーデンのチケットが手に入り、ベッカムのプレーを生で見ることができました。当時、ベッカムは足の指の骨折を抱え、懸命の治療で辛うじてW杯に間に合わせたので、体力面は準備が足りず途中交代しましたがインパクトはありました。

その理由は、日本人ならセットプレーの名手と言われた中村俊輔や三都主アレサンドロでも、CKを蹴れば誰にも合わず逆サイドに流れるミスキックがあります。ベッカムは何度かCKを蹴って1球もミスキックがなく、必ず誰かの頭に合うボールを蹴っていました。

この試合は1-1の引き分けに終わりましたが、ベッカムのCKはDFキャンベルのアシストになり、記録にも記憶にも残る活躍でした。また、ベッカムといえば4-4-2の右サイドハーフは彼のためにあると思うほど、その高速クロスで次々とアシストをしていました。

当時、ベッカムが在籍したマンUでは長身FWのオランダ代表ファン・ニステルローイがいて、ベッカムのクロスとファン・ニステルローイのヘディングだけで試合になると言われたほどでした。マンUの下部組織育ちのベッカムは名将ファーガソンの下で育ち、世界最強の選手という肩書きを手に入れてRマドリードに移籍しました。

この移籍で、当時のRマドリードは「銀河系軍団」と呼ばれたほどで、フィーゴ、ジダンら豪華メンバーが同じチームに在籍することになりました。もっとも、ベッカム目当てでスペインリーグの放映権をWOWOWが取ったので、それまでNHK-BSで見られたスペインリーグが見られなくなったというデメリットもありました。当時のベッカムはボランチだったようですが、映像で見ていないので、逆に印象が薄くなってしまいました。

ベッカムはアメリカMLSに移籍したので、もう見られないと覚悟していました。先日の欧州CLは奇跡のようなもので、今度こそ最後かもしれませんが、ベッカムの良さを改めて記憶に刻む、いい機会になりました。

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