Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鳥栖戦マニアック分析

2017-09-24 20:03:44 | 浦和レッズ
長澤の投入で、武藤が右ウイングに回ったことで右サイドからの攻撃が可能になりましたが、同点ゴールがなかなか得られなかったので、堀監督は森脇を下げてズラタンを投入してきました。最終ラインを遠藤航、マウリシオ、槙野の3バックにして、阿部勇樹、長澤のボランチ、右アウトサイドに武藤、左アウトサイドに高木俊幸、トップ下に矢島、2トップに興梠とズラタンという布陣変更です。

ミシャ時代の3-6-1に似ているように見えますが、両アウトサイドが武藤と高木俊幸というのはあり得ないくらい攻撃的な布陣です。もちろん、左ストッパーの槙野は今までと同じように上がってきます。実質、後ろは遠藤航、マウリシオ、阿部勇樹で何とかしてほしいくらいの考え方です。

鳥栖は守備に援軍を与えようと、攻撃的MFの小野裕二に代えて守備的MF藤田を入れて守りを固めます。ますます、浦和が攻め、鳥栖が守る展開が続くことになりました。そんなときに、高木俊幸が蹴ったCKをマウリシオが頭で合わせてゴールを決めて、浦和は同点に追いつき、逆転勝利に望みをつなぎます。

その後の試合運びのまずさが、勝ち点3を逃した大きな要因となりました。鳥栖のカウンターは前半よりつながるようになっていましたが、浦和ボールのFKの処理から、クリアしようとした矢島とGK西川の連係ミスを田川に押し込まれる、痛恨の2失点目はかなり浦和の戦意を落とすものでした。無理につなごうとせず、矢島がタッチラインに蹴り出していれば問題なかった場面です。

その後は、浦和もズラタンの頭狙いのロングボールが多くなり、苦しい展開になります。85分に右クロスを武藤がシュートし、GK権田の背中に落ちていたボールを執念で押し込んで同点として、最後の意地は見せましたが、あと5分で勝ち越すのは難しく、試合は2-2の引き分けに終わりました。

鳥栖がこれだけ引いてくるのは予想外だった印象ですが、それならなおさら勝っておかねばならぬ試合でした。この引き分けは、上位追撃が厳しくなる痛い引き分けで、ACL以外に目標を見出しにくくなってしまいました。それでも、準決勝に進出したACLに最後の意地を賭け、アウェイの上海上港戦での好結果を願うほかにありません。






























コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 引いて守った鳥栖(9/23浦和対... | トップ | 大相撲秋場所総括 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浦和レッズ」カテゴリの最新記事