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カラバオ杯ニューカッスル対リバプール

2025-03-23 14:39:50 | ワールドサッカー
先週日曜日に、ロンドンのウェンブリースタジアムで行われた、カラバオ杯決勝のニューカッスル対リバプールのビデオを見ていました。残念ながら、リバプールの遠藤航は出番なしに終わりましたが、去年7月に国立競技場で横浜FMと対戦していたニューカッスルの選手たちが、会心のサッカーを見せていました。

リバプールはおなじみの4-3-3で、ウイングのサラーとルイス・ディアスのところを使いたいサッカーです。もっとも、リバプールはその直前のミッドウィークで、欧州CLのパリSG戦で延長戦の末に敗れていたという、気持ちの持っていき方が難しい試合でもありました。この試合に対するモチベーションは、1955年以来という久しぶりのタイトルがかかっていたニューカッスルの方が上の試合でもありました。

ニューカッスルは、この試合に向けて1週間かけて準備していた様子でした。そう感じたのは、4-1-4-1の強みを存分に発揮していたからです。この戦術は中盤の横のスペースを4人でゾーンを分けて守ることが可能で、リバプールの両ウイングのパスの出し所であるMFのソボスライとマクアリステルのところを消しに行く狙いでした。

このニューカッスルの手堅い戦いの前に、リバプールは自分たちのサッカーを出すことができませんでした。リバプールにとっては最悪なことに、ニューカッスルが引く4-5のブロックの外側で回さざるを得ず、そこで奪われてのニューカッスルの速攻を何度も浴びることになります。そのため、シュート数でもCKの数でも、ニューカッスルの優位はデータにも表れている試合になります。

ニューカッスルの先制点も、いい時間に入りました。前半終了間際、トリッピアのCKにファーサイドにいたCBのダン・バーンが頭一つ相手DFから抜け出し、強烈なヘディングシュートを叩き込んで1-0とリードしてハーフタイムに入ります。これで、両者の勢いの差はさらにつくことになり、後半開始直後に抜け出したジョエリントンの折り返しをイサクが決めて2-0とします。

これで、リバプールはCBのコナーテやボランチのマクアリステルを下げて攻撃の選手を入れるスクランブルシフトを打たざるを得なくなり、自分たちのサッカーを崩してまで2点ビハインドを追うことになりました。後半ロスタイムに自陣からのロングボールに抜け出したキエーザが1点を返して意地を見せたものの、そのまま1-2でニューカッスルの勝利に終わりました。

リバプールファンとしては、見たことがないようなひどい試合を見てしまったという印象もありますが、ニューカッスルの優勝で国立競技場で撮っておいた写真のネタができたことにします。


ジョエリントン


イサク


ポープ


ダン・バーン


ジョエリントンとバーンズ


ジョエリントン






エディ・ハウ監督


イサク


マーフィー


クラフト

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