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ショートパス(5/27日本対キプロス)

2014-05-28 18:25:29 | ワールドサッカー
昨日の日本代表キプロス戦は、家に帰ったのが前半25分でした。それより前をビデオで確認する余裕はなかったので、どうやらその25分はキプロスのカウンターで内容が良くなかったという母のコメントを引用します。

昨日のテレビ中継では、埼玉スタジアムの戦術解析システムを利用した選手全員の位置が画面の下にCGで表示されていました。そこにボールが来ると見にくいというデメリットもありますが、戦術がある程度わかる意味ではスタジアムで見るのに近い感覚でした。

日本代表は最終ラインを上げてコンパクトに戦うのがコンセプトです。中澤、闘莉王らパワー系のCBを使わず、森重、伊野波、今野とスピード型を最終ラインに置くのはラインを高く保つためです。高いラインからコンパクトな布陣で素早くフィードして、ショートパスを細かく回して隙を狙うのがザックサッカーというエッセンスは見えました。

しかし、格下キプロス相手に1-0の辛勝ですから、点が内田の1点しか取れなかったことは議論を呼ぶでしょう。1トップの柿谷は香川真司の絶妙なスルーパスを受けたシュートを外し、FW争いは本番までわからない雰囲気です。

心配された負傷明けの長谷部、内田、吉田は少なくとも試合に出られるコンディションには戻っています。今回は45分の出場だったので、90分のテストはコスタリカ戦、ザンビア戦のどちらかでやるでしょう。

前回の岡田ジャパンは、韓国、イングランド、コートジボワールの3試合を全敗して、苦し紛れに打った本田圭佑の1トップが機能しましたが、今回は少なくともザックサッカーを変えるほどの危機ではないと思います。キプロス相手だからパスが回ったという厳しい見方もあるでしょうが、このサッカーで世界と戦いたいというザックの意図は理解したいと思います。

キプロスは1トップを残しての2ラインコンパクトサッカーで前半は善戦しました。ただ、ベストコンディションではなかったらしく後半は運動量が落ちました。たぶん欧州予選ではその体力差で上位チームに押し切られているのでしょう。日本は体力で上回ることはできましたから、あとはゴール前の精度です。

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