昨日は西武ドームまで、西武対ロッテを見に行ってきました。西武先発は十亀でした。今季は5勝8敗と負けが先行し、彼にとっては良くないシーズンですが、昨日の投球内容は最悪でした。もともと、十亀という投手は多少コントロールがばらついても球の勢いで抑えるという投手です。ストレートの球速は普段は安定して147km以上をマークしますが、昨日の球速は142km前後と、今の打者にとっては打ちごろの球になってしまいました。
しかも勝負球が甘く入って安打を浴びる最悪の投球でした。十亀の出来を見るときはカーブの制球は比較的良いので、ストレートでストライクが取れるかどうかがバロメーターですが、その情報があてにならないほど、ストレートを狙い打たれてしまいました。初回に5失点、2回に1,2塁で最も打たれてはいけない本塁打を井上に打たれて0-8となった時点で、この試合は終わったように感じたほどです。
しかし、西武打線の力は相当です。相手先発、ハーラートップのボルシンガーが、意外にも制球難で自滅するという大きなチャンスが来ました。先頭の山川が二塁打で出ると、栗山四球のチャンスに中村剛也にタイムリーが出て追い上げると、その後満塁と攻めて浅村に押し出し四球を与えて8-4となった時点で、ボルシンガーは交代しチェンが2番手で出てきます。
そのチェンも制球に苦しみました。4番山川に対し3-1のカウントで、待って押し出しを狙うかに思えたど真ん中のストレートを、思い切りよく振ってレフトスタンドに運んで試合は8-8の同点になります。これで、西武としては2番手の伊藤翔の出来次第では、勝てる可能性も出てくる試合になりました。
伊藤翔は初めて見る投手なので注目しました。ストレートは最速146kmが出ますが、明らかにボールになるような球も結構ある、まだ不安定なところもあります。それでも、投球のテンポが良いので、捕手の森としては思い切って強気で投げ込んで来いというリードができる投手です。この伊藤翔が3回、4回をゼロで切り抜け、4回裏に中村剛也のタイムリーで西武に1点が入り、9-8となったときは勝てる可能性すら感じました。
しかし、やはり先発投手が2回で降りるというのは中継ぎに負担がかかる結果となります。伊藤翔も、まだまだロングリリーフとなると不安もあるようで、5回につかまって走者二人を残して小川のリリーフを仰ぐことになります。小川が同点打を打たれて、伊藤翔の3勝目は実現しないことになりました。
続きは書く元気があれば、マニアック分析で補足します。
しかも勝負球が甘く入って安打を浴びる最悪の投球でした。十亀の出来を見るときはカーブの制球は比較的良いので、ストレートでストライクが取れるかどうかがバロメーターですが、その情報があてにならないほど、ストレートを狙い打たれてしまいました。初回に5失点、2回に1,2塁で最も打たれてはいけない本塁打を井上に打たれて0-8となった時点で、この試合は終わったように感じたほどです。
しかし、西武打線の力は相当です。相手先発、ハーラートップのボルシンガーが、意外にも制球難で自滅するという大きなチャンスが来ました。先頭の山川が二塁打で出ると、栗山四球のチャンスに中村剛也にタイムリーが出て追い上げると、その後満塁と攻めて浅村に押し出し四球を与えて8-4となった時点で、ボルシンガーは交代しチェンが2番手で出てきます。
そのチェンも制球に苦しみました。4番山川に対し3-1のカウントで、待って押し出しを狙うかに思えたど真ん中のストレートを、思い切りよく振ってレフトスタンドに運んで試合は8-8の同点になります。これで、西武としては2番手の伊藤翔の出来次第では、勝てる可能性も出てくる試合になりました。
伊藤翔は初めて見る投手なので注目しました。ストレートは最速146kmが出ますが、明らかにボールになるような球も結構ある、まだ不安定なところもあります。それでも、投球のテンポが良いので、捕手の森としては思い切って強気で投げ込んで来いというリードができる投手です。この伊藤翔が3回、4回をゼロで切り抜け、4回裏に中村剛也のタイムリーで西武に1点が入り、9-8となったときは勝てる可能性すら感じました。
しかし、やはり先発投手が2回で降りるというのは中継ぎに負担がかかる結果となります。伊藤翔も、まだまだロングリリーフとなると不安もあるようで、5回につかまって走者二人を残して小川のリリーフを仰ぐことになります。小川が同点打を打たれて、伊藤翔の3勝目は実現しないことになりました。
続きは書く元気があれば、マニアック分析で補足します。