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中澤佑二、現役引退

2019-01-12 21:40:56 | 他チーム
ちょっと前のネタですが、横浜FM所属のDF中澤佑二選手が現役引退を表明しました。これまでフィールドプレーヤーでは最も長いフルタイム出場を続けるなど、長年横浜FMの中心選手でしたが、昨季はCBに二人外国人選手を補強された影響で後半戦から出番を失い、引退の可能性もあるとは覚悟していました。

中澤佑二といえば、まったくの無名選手からのし上がった「下剋上」選手というイメージです。埼玉県の三郷工技高校時代は無名で、母校が東京Vのユースと練習試合をした際に年齢を偽ってプレーし、そこから東京Vの練習生を経てようやくJリーガーになれた過去があります。当時、練習生だった中澤の居残り練習に、当時東京Vのコーチだった岸野氏が付き合ってくれたので、中澤は今でも岸野氏に感謝しています。

もっとも、若いころの中澤はまだ粗削りな選手でした。その身体能力の高さは相当でしたが、足元のテクニックに難があり、DFにフィードの技術力を要求するトルシエ監督には最後に代表を外されて、2002年地元開催のW杯の出場を逃します。彼が、代表レベルでも開花したのはジーコ監督時代です。2004年に埼スタで行われたシリア戦で彼のプレーに注目しましたが、つなぐべきところをクリアすべきところの判断が上手くなっていたと感じました。

クラブレベルでも、東京Vから横浜FMに移籍して中心選手に定着しました。彼の長いキャリアのハイライトは2004年のチャンピオンシップで、中澤、松田、河合の3人で守りを固めた横浜FMの守備を浦和は崩し切れず、トータルスコア1-1で持ちこんだPK戦で勝利して年間王者になっています。また、DFにしては点が取れるのも中澤の良さで、代表の得点数は二桁と、本職のFWをしのぐほどです。

また、2010年南アフリカW杯での活躍も印象的です。当時の岡田監督は、現実主義に立ち、どんなにいいサッカーをしてもCBが体の強さで負けてしまっては意味がないと思ったらしく、CBには中澤と闘莉王という強さの二人を起用してきました。本田圭佑の1トップという奇襲が印象的なW杯でしたが、後ろを中澤と闘莉王が固めていたことが生んだベスト16でした。

健康オタクで、練習場でもうがいを欠かさないなど努力していた中澤ですが、ついに去るときが来ました。こういう選手がいると、無名でも頑張ろうと思える若者もいるでしょう。本当にいい選手でした。
ジャンル:
サッカー
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