Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

直球の制球(松本航)

2020-09-06 16:59:39 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、先発松本航投手の6回2失点の粘りを、森脇、平良、増田のリレーで守り切って4-2で勝利しました。今回は先発の松本航投手を取り上げます。松本航は去年、日体大からドラフト1位で入団して2年目の右腕で、首都大学野球で通算30勝を誇る投手ですが、その年のドラフトでは根尾、藤原と高卒選手に人気が集まったので、西武は無競争でこの即戦力を補強できました。

松本の投球を見ていると、ストレートを低めに集めるのが上手いと感じます。まだまだ、変化球にはばらつきもあり、今日も2回にビヤヌエバに2点タイムリーを打たれ、4回には2四球で満塁のピンチも招きましたが、困ったときはストレートで勝負を挑める投手です。ストレートも今日は最速150kmをマークするなど、威力も持っています。

去年は7勝を挙げたものの、防御率は4.54と打線にも助けられた勝利数です。今季はほぼ同じ防御率ながら2勝3敗と、打線の援護が去年ほどではないので苦しんでいます。それでも、先発して試合を作れるという意味ではチームに貢献しており、リリーフが守り切れず勝ち星が消えても辻監督には高い評価を得ています。

今後の課題はやはり中軸打者相手の勝負でしょう。下位の打者にはストレートで勝負を挑めますが、西川や近藤といった主軸相手には粘られて苦しみ、四球を出すこともあります。そういう、無駄な四球を減らして、ストレート以外にも決め球に使える球を身に着ければ、もっと勝ち星も稼げると思います。

それでも、2年目でほぼ先発ローテーションを外されておらず、即戦力の期待には応えています。西武は早めに継投するチームで、6回までが先発投手に課されるイニングですが、そこを2点以内で切り抜ければかなりの確率で勝てます。今日も先に2点取られながら打線の援護を待てたので、その粘りをこれからも発揮して欲しいものです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堅守速攻に沈む(9/5C大阪対浦和) | トップ | 鳥栖戦プレビュー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他スポーツ」カテゴリの最新記事